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2019年08月02日20:46

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「アルキメデスの大戦」

戦艦大和の建造をめぐる「机の上の大戦」を描いた三田紀房の同名マンガを菅田将暉主演で、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が実写映画化。

日本と欧米の対立が激化する1933年(昭和8年)。
日露戦争以来の大戦艦主義を唱える日本帝国海軍主流派は巨大戦艦を建造する計画を立てていました。これからの海戦は航空機が主流になると考える山本五十六は代替案を提案。大戦艦の見積もり金額が少なすぎることを証明するため、元帝大生の若き天才数学者・櫂直を海軍に招き入れます。
巨大戦艦建造の合否を決める最終会議まで、わずか2週間、資料も与えられない中、櫂の奮闘が始まります。
私たちには結果はわかっているものの、数学の才能を遺憾なく発揮して数式に当てはめて実際の見積もり金額をはじき出す過程はスリリングで痛快でした。そして、苦くて重いラスト・・・。
戦争映画は苦手ですが、戦いのシーンは戦艦大和の最期を描く冒頭の数分ぐらいでした。菅田将暉は役にピッタリでかっこよかったし、ベテラン俳優陣のキャスティングもよく、特に造船中将を演じた田中泯の演技が印象的でした。

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