mixiユーザー(id:2142867)

2019年07月08日00:48

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国連からの勧告

信じられない話と思うだろうが、
我が国は国連からいくつかの勧告がなされている。

”後進国ではないのに”

しかし外から見ると、危ういところがあるのだ。

これは新聞にも載ったことのある勧告だが、
言論と表現の自由に関する国連の
デービッド・ケイ特別報告者の今年の報告書に、
日本のメディアに独立性の懸念が残ると書かれた。
一昨年に特定秘密保護法案などが成り立ったことで
日本の報道が委縮している可能性があるとして、
同法の改正などを求めた勧告に対して
個人の意見だとして、政府は無視。
ところが、辺野古移設に対する抗議活動に対しても
当局の圧力が続き、集会と表現の自由を制限しているとして
深刻な懸念を報告書は示している。

そうなのだ。

首相は自分の失言に対して「表現の自由」と言いながら
マスコミに対しては「偏向報道だ」と圧力をかける。
権力の自由を謳い
権力を監視すべき報道の自由は規制する。
もの凄い危うい状態。

これは報道にも載らない勧告。

日本は過度の競争の環境に子どもを置いているがために
子どもの中に暴力・いじめ・不登校・ひきこもり・自殺が
増えているとの勧告。
そして10代の子供に堕胎や性病が増えている現実。
政府は具体的な統計が示されていないとして無視している。
実は、大人が過度の競争にさらされているから
子どもにも影響が出ているのではないだろうか。
大人の状態は、車を運転していると良くわかる。
煽り、
車線を変更しようとウインカーを出すと、
車間を詰めて入れないようにする行為など、など
これは過度の競争の中で、
精神が不安定になっている証拠ではないだろうか。

日系アルゼンチン人と話していて
日本にいると時間の経つのが早い、いや早すぎると感じていたが
アルゼンチンに戻ると、
時間がゆったりと流れているのを感じる、と言われた。
何故かは、その時はわからなかった。
しかしこの勧告を見て、なるほどと思った。

「2番で、どうして悪いんですか」と言った民主党を”悪夢”とし
”成長戦略”を支持する人々は、”煽り”を助長し、常に1番を目指す。
ところが世の中は、1番になることは難しいし、
なったところですぐにとってかわられることは常なのだ。
2番になったことに開き直れる余裕は
新しい発想を生む源になると思う。
ところが今の日本は、その余裕を潰している。
そのことを自覚することが、次につながる第1歩になる。

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