スペース、足りねえ

今日は雨模様なので、ラジコンいぢりに精を出す。
1986年「タミヤ　スーパーショット」の仮組を完了したものの…
ステアリング系統が、気に入らん。

当時、「曲がらない病」とまで陰口を叩かれていた、この車両特有の欠点。
前サスが沈むと、トーがアウト方向に変化。
コーナ時に外側が沈んで、操舵角度が戻る。　すなわち「曲がらん病」が発動する。
（ちなみに、実車も前サスが沈むとトーアウトになる）


気に入らん要素は、テッテー的に叩き潰す。
ステアリング系統を、徹底改修…　とは言うものの、こりゃあ難しい。

とにかく、スペースがトコトン足りない。
ステアリングサーボ、スロットルサーボ＋スピードコントローラー、受信機で既にギチギチ。
そこに追加で物を押し込むとなると…　かなりの苦労が予想できる。


アイデアを練り、試しにつけてみて、結果が出ない…　ボツ。
今度は結果を出したが、ボックスのフタが閉まらない…　ボツ。
閉めたら、今度は別の部分でが干渉しとる…　ボツ。
レイアウトを変更したら、さっきとは別の場所が邪魔をして閉まらない…　ボツ。
よっしゃ、決まった！　他のメカが載らない。　ボツ。

色々と試行錯誤を繰り返し、ようやくカタチが出てくる。
相変わらず、クリアランス1mmとの戦いが続く。


さあ、コレで完成…　と思いきや、今度は前サスの根本で干渉。
ステアリング系統が前サスの後方にあり、ダンパー系統も後方にある。
そりゃあ、カチ合うわな…
この辺も上下方向のクリアランスを上手く使って、回避してみる。

なんとか、カタチになった。
さあ、この苦労に見合った結果が出るのだろーか？
まあ、試行錯誤と自作でで楽しんだのだから、まあいいか。