1989年ベルリンの壁崩壊後、東西ドイツが再統一され、旧東ドイツの人々は祖国を失いました。旧東ドイツの街にある巨大食品スーパーを舞台に、社会の片隅で生きる人々を描いたドイツ映画です。
在庫管理係として働くことになった無口な青年を主人公に、彼に仕事を教える男、彼が心を惹かれる年上の女性など、同僚たち。
職場の中の画面がほとんどで、互いを支え合い、悲しみや心の傷を抱える人々のささやかな幸せを映し出しています。
地味で、ランチの後に見たら、眠くなってしまうかもしれない映画ですが、音楽がステキだし、見終わった後、温かな余韻を残してくれました。
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