今日は、午前中に水槽の水替えを済ませたら、午後、川崎で映画。
まずは、109シネマズ川崎で、1本目は、
「ドント・ウォーリー」。
これは、ガス・ヴァン・サント監督が風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を映画化したもの。
酒浸りのジョンは自動車事故により胸より下が麻痺し車いす生活を余儀なくされる。不自由な身体に苛立ち、ますます酒に溺れ荒れる彼だったが、禁酒会に入会したのをきっかけに、持ち前の辛辣なユーモアを活かして風刺漫画を描き始める。
そして、彼の周囲には彼らを支える人たちがいて……
これはひとりの男が人生をやり直す物語。酒に逃げていた男が、禁酒によって、人生と向き合う、と言うものだが……所謂、感動の「いい話」的な物語であるのだけど、いささか説教臭いのと、時系列を複雑に入れ替える構成がやや判りづらく思えたのは残念。
また、ルーニー・マーラ演じる、障害者ボランティアと思しき彼女の存在がちょっと謎。
途中、中弛みする感もあって、悪くはないけど、感動するまでは行かなかったな。
2本目の前で、友人と合流。
そして、2本目は、
「フォーリナー」。
これは、ジャッキー・チェン&ピアース・ブロスナン共演によるサスペンス・アクション。
愛する娘をテロによって奪われてしまったクァン・ノク・ミン。復讐を誓った彼は、元ベトナム特殊部隊のスキルを活かして、ひとり犯人を捜索。やがて、北アイルランドの副首相が絡んでいることを掴んで……
最近、老いを隠さない役が増えて来たとは言え、すっかり平凡な老齢の男性となったジャッキーにちょっとびっくり。そして、娘を亡くし沈み込んだ彼は、笑顔さえ見せず、死人のように生気の失せた顔で仇を探して行く、と言う……勿論、このクァンと言う人物は只者ではなく、しかも、破壊工作や脅迫も辞さない。こうした、テロリスト紛いの役柄にジャッキーを据えられるのは、やはりこれがジャッキーの映画ではない、と言う事。
監督は「007/カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベルで、敵方はこれまた007を演じたピアース・ブロスナン。
政治的な駆け引きに、近親者でも容赦しない冷酷さで対抗する様子など、本格スパイ・サスペンスのノリで、この映画をジャッキーの体術を見せる事が主眼の痛快アクション映画にしていない。
人間関係はかなり複雑だし、英国の対テロ部隊の冷酷さ(確保した女性テロリストを拷問、その後、射殺してしまう)もあって、明朗で楽しいジャッキー・チェンの映画を期待すると裏切られるが、これは見応えのある1本。
「ザ・フォーリナー」
の後、本日の夕食は「利久」の牛タン。
そして、3本目は、TOHOシネマズ川崎に移動し、
「賭ケグルイ」。
これは、河村ほむら・尚村透による同題の人気コミックをTVドラマに続き実写映画化したもの。
創立122年の名門校・私立百花王学園。この学園において、生徒たちに求められているのは、駆け引きの巧みさや人を動かす術、そして勝負強さ、運といったギャンブルの強さ。それにより生徒の階級が決められていた。
そんな学園に、蛇喰夢子が転校してくる。夢子は常軌を逸したギャンブル狂であり、ギャンブルの天才であった……
原作、ドラマ共未見ですが、映画は、冒頭から学園の報道部・新渡戸の口を借りて、背景やこれまでの経緯を説明する、と言う親切設定で、問題なく話について行く事が出来た。
映画は、原作のストーリーラインを離れ、学園内の異端集団“ヴィレッジ”を排除する為の生徒会が仕掛けたギャンブル勝負を描くもの。
シンプルな物語ではあるものの、勝負、と言うかゲームの駆け引きの面白さを描いていて、なかなか見応えあり。
また、人工的な強い照明を使い、登場人物がまるでアニメに描かれたような感じになるのも面白い効果だし、実際、アニメの登場人物と思える程に現実味のない存在感を見せる、浜辺美波の怪演もあって、全く飽きさせないものになっているのは大したもの。
ただ、そんなアニメ的なハイテンションかつ演出過剰な演技を、ちゃんと芸として見せられるのが、浜辺美波と、森川葵、そして矢本悠馬くらいで、役者の力量が見えてしまうのが厳しいか……
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