これは、戦車を使った武道、「戦車道」が女子の嗜みとされる世界を描いたアニメシリーズの続編。
本シリーズも全12話構成なのだが、劇場版は2話を劇場版1話にまとめており、本作はその第5話となる。
監督は、本シリーズの監督を務める水島努。脚本は、「パリに咲くエトワール」の吉田玲子。声の出演は、渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香など。
準決勝を制した大洗女子学園は、ついに冬季無限軌道杯・決勝戦へと駒を進める。対戦相手は、ダージリン率いる聖グロリアーナ女学院。
夏季大会優勝の大洗だが、その他の試合を含め、ダージリンには未だかつて勝った事がない。しかも、出場メンバーには、みほと再び対戦するため聖グロリアーナへと編入した愛里寿もいた。それぞれの譲れない想いを抱えた両校による決勝戦の火蓋が切って落とされる……
この5話を観始めて、どうにも話が繋がってないように感じたが……何と、2023年公開だった第4話を見逃していた事に気づく……そりゃ久しぶりに感じる訳だ。それはともかく、次はいよいよ決勝戦となり、本作前半は決勝戦を前にした日常を描き、後半が決勝戦の序盤を描く、と言うものになる。
この前半、インターバルとして重要な役割もあるのだけれど、今回のはちょっと緩い感じで、正直中弛みを感じてしまった。
後半は、いよいよ決勝戦で、相手は聖グロリアーナ女学院。率いるダージリンは、蘊蓄と格言が大好き、と言う事もあり、はらがついつい共感してしまう、はらが「ガルパン」で一番贔屓にしているキャラクターでもある。
そんな聖グロとの決戦の場は、近くに自動車工場のある港湾エリア、と言う事で、これは広島?と訝ったが、聖グロの母港である横浜かも知れない、と思い直した。
その港湾エリアでの戦いは、積み上げられたコンテナを利用しての戦いとなる……通常なら障害物でしかないコンテナだが、大砲と鋼鉄の車体を持つ戦車だからこそ、砲撃で吹き飛ばし、崩れたコンテナを掻き分け、或いはよじ登って行く、と言う、奇想天外かつ前代未聞のアクションシーンが連続する。
以前、本作を、「戦車を使って行うサバイバルゲーム」と言ったが、ここまで来ると「戦車を使った異次元アクション」だ――ミリタリー的リアリティはこれまで以上に後退しているし、それ故に軍事オタク・兵器オタクら、マニア受けはしないと思うが、面白い事は面白い。
映画は、これまたいい場面で「つづく」。最終となる次作第6話は何時になる事やら……いずれにしても楽しみ、ではある。
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