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2019年04月27日19:28

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『 結婚できない男 』復活の是非

好きなドラマ『 結婚できない男 』の続編が制作されることが決まり、私が大ファンであることを知る友人や家族達から続々とお祝いメールが届いた。みな一様に私がさぞ喜び期待していると思っているのだが、実は、正反対である。新シリーズでは「 早川先生(夏川結衣)と交際をはじめた桑野(阿部寛)だったが、その後破局して13年が経過 」という設定だと知って以来、ずっと不愉快なのだ。前シリーズ最終回は涙、涙のハッピーエンドで、あの先にあるのは二人が結婚して幸せな家庭を築く未来以外には考えられない。いくら人気ドラマを復活させたいからと言って、ドラマファンの夢を無残に裏切るのは許し難い。新シリーズを作りたいのなら、せめて、結婚し、子どもももうけた二人だが現在は別居中というくらいにしてほしいものだ。皆さんはどのようにお考えだろうか? ドラマ復活のニュースが読めなくなる前に例によって転載しておく。

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阿部寛『 結婚できない男 』復活
【阿部寛/モデルプレス=4月26日】


フォト


 阿部寛主演で2006年7月〜9月にかけて放送されたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『結婚できない男』が、2019年10月期、火曜よる9時枠で復活することが決定した。

◆阿部寛主演『結婚できない男』13年ぶり復活

 偏屈で独善的で皮肉屋…けれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野信介(40)が、女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描いた同作。“結婚する、しない”ということに対する受け止め方が、今とは随分違っていた2006年当時、“未婚”に対する斬新な捉え方を提示し、大きな話題となり、 “40歳独身男の本音さく裂ドラマ”とも言われ、数多くのメディアで特集が組まれるなど、“結婚できない男”というワードが社会現象を巻き起こした。

 阿部が演じる桑野信介は、腕のいい建築家。建築事務所で代表を務めており、特にキッチンや家族の集まるリビングルームの設計に高い評価を得ている。ルックスもさることながら、収入も人並み以上。女性をひきつける要素をすべて持っているように思えるが、人生で一度も結婚の経験はない。そこには、桑野の独特な性格に原因が。

 仕事はスピーディーに抜かりなく仕上げるものの、プライドが高くこだわりが強い故に、建築現場の棟梁との衝突は日常茶飯事。時にはクライアントからの要望に対しても「無理だ」「わがままだ」などと文句を言ってしまう。日常生活では、隣人から自宅での食事に誘われても「どうせ残飯処理だろ?」と返してしまうなど、周囲の親切心を度々あだで返す。さらには、頼んでもいないのにうんちくをひけらかしたり、自分と同じレベルの高い知識を持たない人たちに、きつく当たることも。

 また、料理・掃除・洗濯も得意な桑野は、自分好みに焼いた高級肉に一人舌鼓を打ち、クラシック音楽を一人大音量で聴き、映画鑑賞を一人で楽しみ時間を費やす。多くの人が躊躇してしまう、“一人焼き肉”や“一人花火”もなんのその。“一人でいることを苦痛に感じない”桑野は、人と群れることなく、一人の毎日を楽しみ、「結婚なんてメリットがない」とさえ思っている。

 桑野の言動は、周囲をいらつかせ、衝突することもしばしば。しかし、不器用なりに一生懸命な彼の言動に、周囲の心は徐々に動かされていく。“いい人”とは言えないけれど、どこか憎めず、時に愛くるしささえ感じてしまう男。それが、“結婚できない男”桑野信介。ドラマ『結婚できない男』では、そんな桑野と、桑野に手を焼く周囲の人々の日常が、時にコミカルに、時に感動的に描かれた。

 この秋に放送される続編では、再び尾崎将也が脚本を担当。偏屈さに磨きのかかった桑野の日常を、ユーモアたっぷりにお届けする。

◆『結婚できない男』続編のストーリーは?

 53歳になった桑野信介は、偏屈さに一層磨きがかかり、相変わらず独身生活を継続中。人生100年時代と言われるこのご時世で、独り身を謳歌する日々。果たして、今度こそ人生のパートナーを見つることができるのか?

 続編は、前作から13年後が舞台。主人公の桑野信介(53)は、以前と同じマンションに一人、暮らしている。13年の間に飛躍的に進んだIT化に合わせ、スマートスピーカーといった最新機器を取りそろえるなど、引き続き独身生活を謳歌中。

 恋愛においては、自身の担当医だった早坂夏美と交際まで発展したものの、愛想をつかされてしまい、その後破局。少し恋愛モードに傾いていた桑野の気持ちは、再び固く閉ざされ、独り身を謳歌する生活に逆戻り。50歳を過ぎ、偏屈さにはより一層磨きがかかっている。

 そんな桑野を後押しするかのように、晩婚化が進み、男女ともに生涯未婚率も高まる日本。一方で、健康寿命が世界一の長寿社会においては、この13年の間で“人生100年時代”が叫ばれるように。将来のことを考えると、ちょっと不安を感じないでもない桑野の運命の歯車が、偶然出会った女性たちとの間で、突然、動き始める。

◆阿部寛「彼に再会できることがうれしい」

 『結婚できない男』の続編の制作にあたり、主演の阿部は「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしいです」と、撮影を心待ちにしている様子。

 桑野信介という役柄について、改めてたずねると「人嫌いなようで、実は人と関わりたくて仕方ない。人のために役に立ちたいと誰よりも強く思っている。そんな彼が僕は好きです」と、桑野への“愛情”をにじませた。

 そして「13年前よりもさらに結婚しない人が増えていると聞きます。世の結婚してない男性を癒すようなドラマにしたいです」と、意気込みを語った。(modelpress編集部)

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