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2019年04月02日19:31

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「ブラック・クランズマン」

黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」潜入捜査したという前代未聞の実話をつづったノンフィクション小説をスパイク・リー監督が映画化したアメリカ映画です。

主人公は1979年、コロラド州にある警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン。
署内の白人刑事たちから受ける差別や偏見に悩まされながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に電話をかけ、人種差別主義者と思わせることに成功したが、気に入られすぎて本部に招待されてしまいます。
黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚のユダヤ人刑事フリップに協力してもらうことにして、電話はロン、対面はフリップが担当して二人で一人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていきます。

ウソみたいなホントの話で展開は痛快ですが、ラストに現代のニュース映像やネットでの黒人への暴力の衝撃的な映像があり、言葉を失います。反差別の強いメッセージを感じる作品です。
狂信的でヤバ過ぎるKKKは、今なお、実在する秘密結社だから、怖いことです。

主人公ロンを演じたのは、名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン。


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