『 キャプテン・マーベル 』

全く、何の予備知識もなく、『 キャプテン・マーベル 』を観た。というか、こんなスーパーヒーローがいたことすら、今回初めて知ったよ。いや、心底びっくりした。マーベルでダントツに地味な、華のないスーパーヒーローだった（個人の感想です）。ついでに、物語にも入り込めず、さめてしまった。でも、『 アヴェンジャーズ 』シリーズがお好きな方は必見の作品でもある。なぜかといえば・・・（以下、ネタバレします）。












　若い頃のニコラス・フューリー（サムエル・L・ジャクソン）が登場し、アヴェンジャーズ計画がスタートする前の時代を描いたものだからだ。時系列では『 アイアンマン 』のひとつ前のエピソードであり、物語の流れとしては、『 アイアンマン 』のエンドロール明けの映像（フューリー登場シーン）に直結する。『 アヴェンジャーズ / インフィニティウォー 』のラストでフューリーが消滅する直前、彼の通信機に表示された名前がキャプテン・マーベルだ。そして、最新作『 アヴェンジャーズ / エンドゲーム 』にはキャプテン・マーベル（ブリ―・ラーソン）が登場するため、本作を観ていないと少し戸惑うかも知れない。要するに、とんでもなく強力なパワーをもつ「 一番重要なキャラクター 」なのに、どういうわけか最後の最後に登場したという次第。華のないスーパーヒーローだけどね（個人の感想です）。