クリント・イーストウッドが「グラン・トリノ」以来10年ぶりに監督と主演を務めたアメリカ映画で、「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマです。
90歳になろうとするアール・ストーンは数々の賞に輝いた園芸家でしたが、商売に失敗して金も無く、ないがしろにしてきた家族にも愛想を尽かされて孤独に暮らしていました。そんな時、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられ、それなら簡単と引き受けましたが、その仕事はメキシコの麻薬カルテルの運び屋でした。それが犯罪とわかってからも続けて伝説の運び屋となりますが、ついに麻薬捜査官の捜査の手が迫ります。
顔はシワだらけでも、まだまだタフでカッコいいイーストウッド、さすがです。
時間は金で買えない、家族の大切さが大きなテーマで、自由気ままに生きてきたイーストウッド自身の人生を顧みる作品になっているようです。
妻役にダイアン・ウィースト、麻薬カルテルのボスをアンディ・ガルシア、麻薬取締局の捜査官をブラッドリー・クーパー。
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