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2019年03月10日20:45

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「ねことじいちゃん」

NHKBSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」などで有名な動物写真家・岩合光昭が初めて映画監督に挑み、ねこまき原作の同名コミックを実写映画化したヒューマンドラマです。
小さな島に住む70歳の大吉は、2年前に妻に先立たれて以来、飼い猫のタマと、つつましく暮らしています。生まれ育ったこの島には多くの友人や猫がおり、穏やかな日常が流れていました。東京で暮らす息子は父を心配していますが、大吉もタマも自由気ままな現在の生活に満足していました。しかし、ずっと続くと思っていた日常に少しずつ変化が起きてきて……。
ねこまみれで可愛く、猫好きにはたまらないけれど、老いや病気、生と死、別れと出会い、ちゃんと人間の世界も描いていて、せつなさを感じると共に、ほっこりした温かさを感じる映画でした。

大吉を落語家の立川志の輔が初主演で演じ、都会から移住してきたヒロインを柴咲コウが演じるほか、小林薫、田中裕子、銀粉蝶、柄本佑、山中崇ら実力派俳優がズラリ。
猫たちは、33匹のプロ猫+1匹の素人猫+1匹の島の猫だそうで、特に主役のタマを演じたベーコン君は、岩合さん好みの実に威風堂々とした目力のある猫でした。
ロケ地の愛知県・佐久島は地域猫が多く「アートと猫の島」としても知られているそうで、行ってみたくなりました。

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