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2019年02月21日12:01

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狛犬渉猟File@女躰大神

○File#363 女躰大神
○所在地…神奈川県川崎市幸区1−994
○社格など…旧村社
○訪問日…平成31年2月4日
○歴史・由緒など…創建年代は不詳ながら、永禄年間(1558〜1570)より女躰権現と称えられ、南河原村宝蔵院が別当職であったと云う。当地・旧南河原村(多摩川の南側にあったのでこう名付けられたようだ)は、多摩川の対岸にあたる現在の大田区六郷の農民が移住して開拓した村だそうだが、度々多摩川の水害に悩まされたと云う。この多摩川の氾濫を鎮めるため、水中に身を投じた女丈夫があった。この女性の霊魂を祀り、村の鎮守社としたのが当社の創始であるとの伝承もあるようだ。明治6年に村社に列格。大正11年には神饌幣帛供進指定村社に列格している。
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○社殿前の1対(通算560号)
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《江戸流れ》の形式を踏襲した、ダブル子取りのペア。
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吽形側は、子狛が玉も取り、”2度おいしい”タイプだ。
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生年は、「大正九年/十月十五日/造立」(吽形台座正面に紀年銘)。
阿形台座正面には、「創立十週年紀念」とあったが、これが何の創立を指すのかは不明。
境内には幼稚園が併設されており、この日も子どもたちが賑やかに遊びまわっていたが、ひょっとするとその幼稚園の創立かも知れない。
子どもたちの元気な成長を願って、ダブル子取りの狛犬を奉献したのかも?
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