「屋根の日」。。。江戸の町の屋根は板葺きの屋根でしたので火事になるとまる焼けになってしまいます。このほかの屋根には瓦ぶき・・茅ぶき・木肌葺きなどがあります。木肌葺きは木を薄くさいて木片をずらして竹くぎで止めて屋根に使われていました。
古くから日本の屋根にはシビ(魚の尾をかたどったとも、中国から伝わった靴をたてた形とも言われています)と言われる飾り瓦があり防火のまじないをとしていました。その後に鬼がわらや鯱(しゃちほこ)に発展しました。
寺のお堂や三重・五重の塔には宝珠や橋の欄干に載せてある擬宝珠があります。宝珠とは球形で上部の先がとがっている珠ですが宝珠の持つ力を身近に感じて長く守ろうとした人々の願いから生まれた物とされています。
落語のネタ。。。「擬宝珠(ぎぼし)」若旦那が原因不明のゆううつ病に。理由を聞き出すと「五重の塔の擬宝をなめたい」と。。。
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