ヒビノキ599（12月９日〜12月15日までの１週間／週後半）

2018年12月９日〜2018年12月15日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。

■2018／12／13／Thursday
　大和証券も三井住友も、最近投信から、
　独自の保険加入の紹介がばんばんあるけど、これ年齢と収入みてんだろうなあ。

『BANANA FISH』 第23話　「誰がために鐘は鳴る」
https://bananafish.tv/
今回でゴルツィネの運命は“最後”だし、石塚運昇はやりきりそうだな。
英二が銃撃され狼狽するアッシュ。だがアッシュが治療に同行したなら最後、
英二も彼の関係者で犯罪者となってしまう。
アッシュは国立精神衛星センターに拉致をされた、
マックスとシンの部下を救出するため最後の反攻へ挑む。
だがシンの部下のラウは、仲間を冷酷に射殺したアッシュを“悪魔”と蔑み……。
まあ、ラウの意見もわかる。
アッシュは英二に固執し英二以外を切って捨てる。
ブランカの言う「孤独の埋め合せに彼を側に置く」も一面では本当で、
その欲求は“愛”であった。けれども英二自身のことや、
周囲をかんがえるなら勝手ですしね。ただ、それこそ“愛”で、英二がいたからこそ、
アッシュは“愛”をしらない自分や月龍（ユエルン）以外になれた
……っていうのがブランカの結論か。
ゴルツィネがフォックス大佐の銃弾に倒れ、
フォックス大佐がわかりやすい悪役になって次回へ続く。

『からくりサーカス』 第10話　「フランシーヌ」
https://karakuri-anime.com/
見た感じ白銀（バイジン）に同情してしまうが、ジンも十分ひどいですよ？
だからこその「“礼”をいうな」なんでしょうけど。
白金（バイイン）と一緒にフランシーヌが消え９年。
彼女の行方を追うジンはついに２人の消息をつかむ。だがインは愛に狂い、
フランシーヌは病気となって村人が牢屋に隔離してしまって……。
ジン、イン、フランシーヌ。３人の運命が「ちょっとだけかわった」ら、
この悲劇はおきなかったし、この物語などなかった。
おそらくだれも悪くない。
たとえば村人が病気のフランシーヌを隔離したのは当時なら当たり前だし、
フランシーヌはインにも愛を注いだ。
だがインは彼女の“愛”を理解できずにフランシーヌの身代りを作成し、
自動人形を製造。村人を呪い、殺し、ゾナハ病を生み出す。
その事実の贖罪にジンは村に帰り、自身を井戸へと溶かす。
村人を自動人形へと復讐する走狗へと変えて人生を束縛した。
藤田漫画ってマジでヒデえな。

■2018／12／14／Friday

　https://japan.cnet.com/article/35129766/

　「Edge」もついに「Chromium」ソフトウェアにエンジン変更か。
　互換性と改善性をかんがえれば独立系ブラウザの開発っていま難儀なんだろうな。
　ともあれブラウザエンジンの勝者はGoogleに。MSがついに陥落し、
　有名独立ブラウザの牙城は、あと「Safari」だけだな。

『やがて君になる』 第11話　「三角形の重心／導火」
http://yagakimi.com/
合宿って……スゴイ！（エコー）
生徒会劇の練習に、学校で２泊３日の合宿。生徒会たちは演技の練習へはげむ。
その演技の指導に箱崎先生が所属する市民劇団の知り合い、
学校のＯＢで、同時に燈子の姉と一緒に生徒会だった市ヶ谷　知雪があらわれて……。
やましい気持で企画したわけじゃない……っ！
けど“やましい気持”と“下心”しかない風呂と就寝の模様。
燈子先輩 × 小糸 × 佐伯先輩、３人の欲望と牽制の夜から翌日には空気が一転。
知雪は燈子先輩に姉の想い出を披露。
彼女がなろうとしていた姉の姿が鏡像でしかなかった事実をつきつける。
姉妹のわりに「にてない」。
知雪に悪意などこれっぽっちもないけれど、これは全否定。
燈子先輩がやってきたことを完全にくつがえす。
ゆえ、こよみの脚本の中の記憶喪失の主役と主演は、
現在の燈子先輩の合せ鏡なんでしょう。
いってみれば、これ、演劇のメンタルセラピーめいてる。

『色づく世界の明日から』 第11話　「欠けていく月」
http://iroduku.jp/
作品の優先順位って監督 → 脚本ですから、これ「ホン」のせいじゃねえよなあ。
この展開にするんなら、もっとはやく時間魔法にたいし「しかける」べき。
文化祭の出展物や魔法イベントへ向け準備をすすめる一同。
本番に向け膨らみ続ける成功への期待。だが突然瞳美に異変が起り……。
瞳美は消失と出現を繰り返す。
琥珀いわくところ、これらは時間魔法の影響力と修正力。
最悪の場合、瞳美は、時のあわいへと消失する。
琥珀はみんなの協力を得て、瞳美を元の時間に帰還させるために奔走する。
まあ、なんとかなるんだろう。
でも前回の毒親の話を含め、つめこみすぎ ＋ 唐突なんだってば。
正直、瞳美と唯翔の距離と関係も、
「えっ？　一体いつそんなに恋人みたいな様子になったわけ？」
ってほど急激だし。
篠原俊哉の原作なしのオリジナルアニメって、全部こんな感じだな。
説明不足とされた『グラスリップ』から話の作り方がぜんぜんかわってない。

■2018／12／15／Saturday
　『ヘレディタリー／継承』――。

　たしかにこれはすげえな。ベタぼめする。こんなに不快な映画を作り出し、
　かつ最後まで「どうなるのか？」まったく行き先の予想がつかない映画はなかった。
　第１作目でこれかよ。アリ・アスターって監督の才能ものすごいぞ。
　精神的ホラーが最後にはマスターピースみたいな古典も古典に変貌するけど、
　そのカルト・ホラーみたいな終り方も大好き。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 第11話　「かえでクエスト」
https://ao-buta.com/
「外に出る！」のかえでの決意と行動で、
24分十分視聴できたけれど、最後に引っ繰り返す。
注目新人女優（桜島麻衣）の彼氏（咲太）発覚！
マスコミが恋人へ注目するなか、麻衣は正直に自身の真摯な気持をつたえる。
その態度が功を奏し、無事ことなきを得た２人。
そのころかえでは自身をかえるために勇気の一歩を踏み出し……。
「外は怖い」だけれど「そのせいでずっと“このまま”の方が怖い」
たしかに。彼女は真剣だ。
そのかえでを咲太をふくめ、麻衣先輩、のどかたちが周囲が支え彼女は「外に出る」
玄関の一歩はよかったな。咲太の「やさしいウソ」に涙腺がゆるむ。
……あれ？　でも思春期症候群は？　って思えば、
なるほどかえでは、記憶が一切ない。
この異常な状態が彼女の思春期症候群か。
想像自体は簡単で「いじめの過酷な記憶をまるごと忘却」したんだろう。
ともあれ、これについてだって、かえでは現実と向き合う必要があるんだな。

『ソードアート・オンライン アリシゼーション』 第11話　「セントラル・カセドラル」
https://sao-alicization.net/
ポリマー筋肉だろうが、カーボンナノチューブだろうが、
バランス問題をソフトウェアが担保しただけでは、
人体動作など再現できんと思うがなあ……。
ライオスを殺害した結果、キリトたちは罪人に。
整合騎士のアリスは２人はセントラル・カセドラルへ連行する。
一方、現実世界のオーシャン・タートルでアスナはロボット1EMONと出会い……。
前回が見せ場と山場だったし、今回はインターバル。ちょっとだけ現実世界に戻り、
その現実世界ではフラクトライトたちの依代となるロボットを紹介。
そうしてふたたび物語はＶＲ世界へ戻る。
アリスが、キリトたちの記憶を喪失しているのは、
システムがほどこした記憶改竄なのかな？
キリトたちは脱走してセントラル・カセドラルの頂上をめざすけれど、
そもそも計画に無理がありすぎだろ。
整合騎士のエルドリエと遭遇するけど、アリスの行動予測があろうとなかろうと、
いつかはだれかと遭遇したよな。敵地だし。

『SSSS.GRIDMAN』 第11話　「決・戦」
https://gridman.net/
「まあ友達だし」「友達？」「そう」
ちょっとはっすさんかっこよすぎでは？
アカネが直接的にカッターで刺し、血の海へ沈む裕太。
全員が狼狽するなか、アカネはジャンクまで破壊して立ち去る。
翌朝むきだしになったコンピューターワールド。途絶する通信。
裕太は入院。インフラが停止し学校は避難所に、と、一転、非日常が支配するなか、
ケリブはアカネが作り出した怪獣全部を暴れさせ始めて……。
変化球も変化球なウルトラマン方式なんだな。
この世界の裕太はグリッドマン自身。裕太のなかにいるグリッドマン。
いわゆる“マン”が人間を宿主に存在する精神的高次元存在なら、
この作品のグリッドマンも一緒。
ですから、作品世界は現実世界の裕太の内面世界ってこと？
怪獣総力決戦をアンチが変身したナイトと共闘。
復活した裕太（グリッドマン）が倒し、物語は結末へ。ケリブはアカネを、
「おまえが怪獣になればいいんだよ！」と怪獣と化す。