休日を狙った雨続きで、ラジコンカーを思うように走らせられない。
なんで土日だけ雨なんだよう… ぶつぶつ。
という事で、雨でも出来る事をする。
新しいラジコン、作ろう。(なぜか未組立キットが手元にある)
「タミヤ ファイティングバギー」です。
1982年に発売された物の復刻仕様。
1979年、VWタイプ1を大改造して、カリフォルニアやメキシコで開催されていた
オフロード用レーサー車両をスケールモデル化した「バギーチャンプ」というのがあり、
今回のファイティングバギーは、そのアップデート版という位置づけです。
バギーチャンプは業界初の電動バギーとして鮮烈にデビュー。
世界各国のRC好きから絶賛され、オフロードバギーのブームを作った立役者。
レースが本格的になり、戦闘力アップのテコ入れとして、ファイティングバギーがデビュー。
基本設計は、1979年当時そのまんま。
樹脂パーツは強度検討が出来なかったのでアルミ鋳造を多用。
サスペンションの動きは、実車のシステムそのまんま。
前がダブルトレーリング式、後ろがスイングアーム式。
実車のVWタイプ1前期型と、全く同じレイアウトなのだが…
その実車と同じ欠点を、スケールダウン化して再現していたりする。
(実車の後期型から前がストラット、後がセミトレーリングアーム式に変更)
前はキャンバー角の変化が無く、ホイールベース変化が無駄に大きく、
横方向からのストレスに弱い。
後ろは… 「なんだコレ?」的なサス。
駆動用ユニバーサルジョイントの関節と、サス可動軸が一直線になる事で
ジョイントが片側1個しかありません。
おかげで、サスが動くとキャンバー角の変化が起こりまくり。
まあ、こういう欠点も「当時の味」くらいに軽く流そう。
最初からハイクオリティ車を仕上げても面白くない。
ヘンなマシンを素晴らしくする方向性のほうが面白い。
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