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2018年08月29日21:06

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「スターリンの葬送狂騒曲」

20年にわたり「粛清」という恐怖で国を支配していた旧ソ連の絶対的独裁者スターリンが急死した1953年を舞台に、巻き起こった政権内部の争いを辛辣かつコミカルに描いたイギリス映画です。
原作は「驚くことに、ほとんどが事実」というフランスの小説で、過激&ブラックすぎて、ロシアで上映禁止となって話題を集めた異色コメディの政治風刺劇。

スターリンのために医者を呼ぼうにも、まともな医者は処刑され、ヤブ医者しか残っていなかったとは・・・。
厳かな国葬が執り行われる一方、その裏では次期最高権力者の座を狙う側近たちが熾烈な争いを繰り広げます。
スターリン以外で以外で知っている名前はスティーヴ・ブシェミが演じたフルシチョフだけですが、権力闘争の末に政権を握ったのは彼でした。もっと知っていたら、楽しめたかもしれませんが、それにしても笑えなかった気が気がします。

ロシアっぽい映像ですが、ロシアを見て回り、ロンドンで50年代のソ連を再現したのだそうです。
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