今週のハンジさん

劇中のラルフとシンクロして「悪魔め」と呟いてしまった。矢張りハンジさんはこうでないと。
その直後に冴えた頭脳でなされた推測は見事。然し其の条件だけで巨人と人間を
行き来できる存在が生まれる訳ではあるまい。数が減ってゆくばかりだし、第一最初に
其の能力を得た者については説明がつかない。
革命家か、と一瞬思わせたエルヴィンの目的は復讐で、ややスケールダウンは否めない。
この先暫くは人間同士の抗争が続くのかと思うと、其の愚かさに絶望する。とはいえ
特権階級が覚悟を決めて巨人に当たらない限り、打倒の標的になることは必然。
人類全体の危機に際して搾取を止めず、情報封鎖で愚民化を図って来た罪は重い。
然しながら旗印がロッド・レイスではなくヒストリアになることが謎い。王政派も
ロッド・レイスを処刑してしまえば後顧の憂いをなくすことができたのに、そうしてこなかった。
何なのだ、あの人物は。