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2018年06月07日04:47

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韓国、ドボンサン登攀記(5);残念、4つ手前のピークで引き返す、帰路は道を間違え、望月寺(マンウォルサ)に

 ドボンサンの1つのピークを越えて、鞍部の平坦な岩場で昼食をとりながら、考えていた。眼前には、円柱のようなピークが並んでいる(写真)。

◎登っても戻れってこれるか不安、引き返す決断
 登山者が行ける終点の726メートルのピークまで、ここからさらに3つのピークを越えなければならない(写真)。
 特に右手の「モアイ像」のような岩の先のピークは、下から20メートル近く、垂直の岩を登らなければならなければならず、最大の難所だ(写真)。
 ここを登って、さらに(おそらく)急傾斜の岩場を降り、次のピークに登る。そしてまた同じようなコースで、おそらく20メートル近い垂直の岩場を登る。
 行けるのか?
 終点の標高726メートルのピークの狭い頂上に、登山者がアリのようにひしめいているのを目にしつつ(写真)、僕は、ここで引き返そう、と決めた。終点まで無理をして、戻れるか不安だった。

◎40分ほど休憩
 頭からバケツの水を浴びたように、汗だくになっていた。持ってきた1本のペットボトルの水を大事に大事に飲んでいて、それでも残りは少ない。水分切れに、なりそうでもあった。
 いささか恨みを残したが、これが限界だ。
 そこで40分ほど休憩し、体力の回復に努めた。
 その間、眼前に屹立する岩峰群を飽かずに観ていた。気の遠くなるほどの時間をかけて、雨と雪が削ったのだろうが、自然の造形力には畏敬の念さえ覚える。

◎帰路は早々と道を間違える
 11時10分、下山開始だ。
 ところが、である。元来た狭い展望所の脇を通ったためか、道の様子が違う。
 鎖場が、全くない!
 もう少し行くと、もう少しで、と思い、覚悟しながら鎖場の90度岩場がいっこうに現れてこない。
 どうやら道を間違えてしまったようだ。

◎岩場がなく、緑の下山路
 しかし人が来ないわけではなく、次々と登ってくる人たちと出合う。来たコースより、緑がはるかに多い(写真=ヤマツツジのような花)。
 つまりこの道をたどっても下山できることには変わりなく、むしろ岩場がないだけ、楽だと思えた。
 降り始めて約1時間で、寺に出た。登る時に遠望した望月寺(マンウォルサ)である(写真)。
 そうか、そんな方向に遠回りしてしまったわけか、とやっと分かった。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201806070000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「絶滅寸前、血縁関係の3頭が残るのみのキタシロサイを救え!」
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