mixiユーザー(id:411965)

2018年03月27日01:45

223 view

同じユニフォームを着たら友達

 政治家が過激な意見を言うことに関しては「まあ、そう言って支持者を集めるためだろうし、そういう意見で集まる支持なんてろくなものはないだろうな」とは思っていたし「一理ないこともない」とはと寛大に思っていた。

 しかし、この議員だけは許すことは出来ない。「国家同士の間に国境はない」とかいうのならともかく「友達の間に国境はない」というのは古今東西の映画や名作の題材になってきたではないか。友達としてリスペクトする関係の中では国境どころか人種や性差さえ越えるのではないか。
 もしこれが「友達の間に人種はない」とか「友達の間に性差はない」とうたった場合、この議員は「人間に人種がないなどと子供に教えていいのか」「男女の間に差がないなどと子供に教えていいのか」と文句をつけることになる。つまり、この議員はとんでもない差別論者ではないだろうか?

 長編「ビリーバット」は作品としてはかなりとっちらかった感じではあったが、随所に感動シーンを挿入していた。そして最後のクライマックスシーンでにらみ合った敵同士の兵士たちがそれぞれ軍服の下にビリーバットのTシャツを着ているのを知って「地雷原の子供を救う」ために、軍服を脱ぎ捨て「今は俺たちは同じユニフォームを着ている」と宣言してそれぞれが命を懸ける。僕はこのシーンではいつも泣いてしまう。

 ラブライブであろうがスタートレックであろうが、初音ミクであろうが同じTシャツを着ている人間は友達である。そしてそこに国境はない。

 おそらくこの議員にとってこういう展開は許せないのだろうな。僕は次の選挙でなんとかしてこの議員を落選させたい。

フジ笠井アナ「ちびまる子」批判の自民赤池氏に反論
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5042713
8 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年03月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031