mixiユーザー(id:39118381)

2018年03月07日21:22

38 view

この季節の禁句、「すべる」

ラジコンで、ヘンなパーツとして装着した無限軌道ユニット。
見た目は実に面白いのだが… いざ動かすと問題が続出。

まずは、履帯(外周のゴムキャタピラ)が走行中に取れやすい。
テンションがユルすぎると判断して、調整をしようとするが…
そんな親切な場所は、無い。

そこで、転輪をちょっと大径化。
手持ちにあるステンレステープを短冊にして、転輪の外周に貼りまくって
外径を3ミリほどアップ。 とりあえず解決。


続けて、前回行った岩山登りで、過大なトルクをかけると
駆動輪と履帯の噛み合わせが滑ってしまう問題が頻発。
これではせっかくの猛トルクが活用できない…

さあ、滑り対策じゃ。 滑る原因を解析します。

まず… 駆動輪と履帯が噛み合っている角度が、かなり浅い。
1周360度のうち、80度くらいしか噛み合ってない。
まるでロータスエスプリのタイミングベルトみたいぢやなイカ。
しかし、ここから噛み合い角度を増やす改造は非常に難しい… というか、無理。

続けて、噛み合う歯車形状の部分をチェック。
45度斜面のギアが噛み合うのだが、過大トルクで斜面を登る感じで
履帯が浮いて滑ってしまう。
よし、この45度斜面で登って滑るのを防止する方向性で行こう。

色々考えてみて、出した結論が… 「皿ネジの頭を履帯に引っ掛ける」です。
M2タッピング皿ネジを駆動輪に植え込んで、皿のフチをゴム履帯に引っ掛ける魂胆です。
植え込む度合で皿の突出量を調整できるのも見込んでいます。


1.5mmドリルで駆動輪に下穴を開けまくり、M2皿タッピングをブッ込みまくります。
交互にしたのは、全部やったら噛み合わせが悪くなるからです。
(もちろん実験して失敗した)

コレを4カ所に施行して、植え込んだ皿ネジが72本。
組んでも改修ポイントが外からほとんど見えませんが… 

ちょこっと、テスト走行。
ゴツめの雑誌を3冊積んで、登らせます。
今まで頻発していた履帯の滑りは全く無く、平然と乗り越えてしまいました。

「滑り止め計画」は、とりあえず成功かな。
また次の機会に、ガレ場で実戦テストじゃ。

4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する