「グレイテスト・ショーマン」

19世紀アメリカに実在した興行師で、サーカスという娯楽を広めたバーナムの半生をヒュー・ジャックマンが演じるミュージカルです。
劇中で歌われるミュージカルナンバーを、「ラ・ラ・ランド」も手がけたベンジ・パセック＆ジャスティン・ポールが担当。

幼なじみで金持ちの令嬢と結婚したバーナムは、なかなか成功できずにいましたが、外見や人種的にマイノリティーの人間ばかりを集めた見世物ショーで大成功を収めます。
バーナムの純粋に人々を楽しませたいと願う情熱が、個性的なパフォーマーたちを劣等感から解放し、偏見と闘う勇気を与えました。
彼のショーは、喝采と強い反発を招きます。
上流社会の人たちとの付き合いと、さらなる成功に執着したバーナムは道を誤りかけ、仲間も家族も傷つけますが・・。

歌とダンスが楽しめるのはもちろん、愛と夢と勇気、家族愛と友情の物語で、幸福感を味わえる映画でした。
ヒュー・ジャックマンをはじめ、配役も良くて、バーナムの妻をミシェル・ウィリアムズ、バーナムのビジネスパートナー役をザック・エフロンが演じています。
ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンも魅力的でした。