というわけで、昨年のクリスマスの日記に書きましたが「気が向いた」ので行って参りました
昨日はドカ雪で交通機関は麻縄の如く乱れ、その影響は今日まで残っておりましたが
遠出は無理でも近間なら大丈夫だろうと川崎まで（湘南新宿ラインは15分、東海道線は
10分遅れておりました）
あまり大きな期待はしておりませんでしたが、最初の内は類型的演技が気になったものの
そもそもが現実離れした物語ですから、どうでも良くなってきました
*主人公一色先生の家は表札に住所が示されており、あとでマピオンで調べたら、実在
していませんでした（その地番だけ欠番になっていた）
それぞれが演じる役どころではなく、堺さんであり、堤さんであり、高畑さんでしたが、
そんな中では高畑さんが自然体で、撮影現場に遊びに来た女子学生という感じ
でもやはりそれは彼女の演技なのでしょうね、ちょっと感心しました
脇役に至るまで贅沢なキャスティングで、ほんのチョイ役でしたが亡き妻に「看取られて」
晴れて妻と共に黄泉の国に旅立つ夫を演じた橋爪功さんの存在感が秀逸でした
（実の）息子の不祥事で降板しなくて良かったです
夫婦で江ノ電（これが黄泉の国に向かう電車です）に乗り込む場面はジーンと来ました
自分の親もこうしてあの世で仲良く暮らしているんだろうな、などと思いつつ
CGによる黄泉の国の風景は実写もあるらしいのですが、何とも言えない寂寥感と現実感が
綯交ぜになった不思議な世界でした
西岸良平原作だそうですから観て損はありません
終映は14時45分、遅い昼食とは言っても夕食までの繋ぎですからアゼリア街の小星星麺で
麻辣水餃子に角ハイボールをいただきました
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