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2024年05月19日19:44

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読響第134回横浜マチネ@みなとみらい大ホール

さて、その三社祭に勝った読響のマラ3であります(そりゃ勝つでしょ)
前回聴いたのは5年前でやはり読響、その前にワタシの不注意から聴き損なったのも
読響、因縁の組み合わせです

東響でも都響でも聴いておりますが、この曲は確りした技術を持ったオケでないとね
ということで本日は楽しみにしておりました

指揮者のヴァルチュハ氏は初めて聞く名前ですが、この4月から新たに読響の首席客
演指揮者に就任したのだそうです(以後注目しておく必要がありますね)
1976年チェコ・スロヴァキア(当時)生まれとのことですが、Wikipediaによると
スロヴァキアの方らしいです

男前でスタイルも良く、婦女子が喜びそうです(ワタシもWelcomeです)

マラ3は何度も書いてきたことですが、福永先生のレッスンでスコア・リーディングの
教材として与えられた曲で、ワタシにとってはかなり早い時期に親しんだマーラーです
そう多く実演に接する機会があるわけではありませんが、ディスクでも結構聴いていて
本日も、こんな部分あったっけ、みたいなことはありません

ただ、第3楽章のオフステージからのソロはトランペットだとばかり思い込んでいて、
カーテンコールでホルンを携えてソリストが登場したのにビックリ
公演パンフにもポストホルンと書かれていましたので、帰宅してからスコアで確認す
るとフリューゲル・ホーンの指定になっています(それだったらトランペットの方が
近いかな)

いずれにしてもこのソロは吹いている方も緊張するだろうけれど、聴いている側も
手に汗を握るところがあります(特に最後のAへの跳躍)
今日は、うーん惜しかった、ちょっといがらっぽかったかな

読響だってそういうこともありますよ

でも終楽章に関して言えば、マエストロはタクトを使わず、非常にデリケートな演奏
でした(ベートーヴェンへのオマージュですからね)
ワタシも客席に沈み込んで聴いておりました
そしてあのティンパニ連打のコーダ、福永先生が可笑しそうに「ユダヤ人だよね」
と仰っていた、高揚感の末のエンディングとそれに続く静寂
演奏時間はピタリ100分で、夢から醒めたように拍手をしている自分がおりました

外は雨が降り始め、やはり三社祭にしなくて正解です
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