mixiユーザー(id:39118381)

2017年12月21日00:39

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フツーの車のブレーキ

先日、家のクルマのスタッドレスタイヤ交換ついでに
ブレーキ周りもチョイと見ておきます。

日産ノートですが… いたって「フツー」のブレーキ。
前がピンスライド浮動式1ポットキャリパーと、ベンチレーテッドディスクの組み合わせ。
後ろがリーディングトレーリング式の油圧&機械操作兼用ドラム式。


前ブレーキはパッド残量が見やすく、パッド脱着も楽勝。
シールキット交換になっても1ピストンで、バラすの楽勝。
ただし、ピンスライド部分はマメな給油と作動確認が必要。

パッドの摩耗状況を見ると、キャリパーの異常が予想できます。
外側より内側が大きく摩耗している場合、ピンスライド関係の固着。
パッド上下で摩耗に偏りがあって斜めに減ってたら、ピンスライド片側固着。

ディスクローターはバイクでは滅多に見られない、ベンチレーテッド式。
当たり面の中に風が通り、空気による冷却の促進を狙ったスリット穴があります。
素材は鋳鉄で、日本車は結構カタめ。 (欧州車は柔らか目で減りやすい)


後ブレーキのドラムは、FF車だと制動力も大して必要ない上に
役割が小さいのでコントロール性もさほど要求しない。

でも機械式サイドブレーキの機能を兼用させ、その効きは十二分である事は必要。
だから、「ドラムでいい」じゃなくて「ドラムがいい」という事になってきます。


…しかし、見た目がショボイなあ。
スポーツカーやスポーツバイクの華やかなブレーキを見慣れていると
何だか、地味すぎて面白くない。

華やかなブレーキにカスタムしよう、という考えも
あながち間違いじゃない。
ゴツいブレン○゙対向キャリパーやスリットローターに憧れるとかも、頷ける。

対向ピストン風味に見せる「キャリパーカバー」や
ディスクブレーキ風味に見せる「ドラム隠しスペーサー」といった
見栄え重視商品があるのも、需要があるからなのだろう。
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