最近はその活躍の声を耳にすることが減っていたカカー。
どういうわけか親近感を感じていた。
僕がサッカーを始めたのは今から38年も前である。
日本のサッカー界は釜本とか杉山がヒーローだったが
世界的にはペレがまだ王様だった。
でも僕の中のヒーローは阪神タイガースの田淵だった。
王貞治がずっと保持していたセ・リーグの連続本塁打王を
打ち破ったのは田淵だ。
阪神ファンならずとも、関西人なら誰だって
彼を応援していたものである。
そして、当時僕が住んでいた場所は
甲子園球場から自転車でたった5分のところだったのだ。
ところが田淵のファンになったのも束の間、
彼は遠く埼玉の山奥にある西武ライオンズにトレード移籍してしまう。
僕はその時以来、西武ファンである。
そして許す限り、あらゆるスポーツの背番号は22番と決めている。
田淵が好きだったからである。
そして、僕はサッカー選手としてキャリアを積んだ。
市の選抜チームに所属していた時、
ゴールキーパーがつけていた「21番」に対して
「どうしてお前は21番なんだ?」
と尋ねたら、彼はこう答えた。
「西武の東尾が好きだったからさ」
僕はその時、背番号は「2番」だった。
ポジションは、FWかMFかGKだった。
自分の中学校のクラブでは「22番」だったのだけれども
そして、ブラジル代表も、彼自身も
そのプレースタイルも好きではなかったのに
22を愛するもう一人の男、
カカーに僕は親近感を抱いていたようである。
元ブラジル代表のカカが現役引退を表明「次の旅の準備ができている」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=4908154
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