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2017年10月15日00:46

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落語の徒然(隅田川散歩(永代橋〜言問橋))

東京駅から永代通りを東へ行くと永代橋、落語のねた「永代橋」の舞台です。東側に、深川不動、富岡八幡その南に、落語のねた「辰巳の辻占」の舞台深川の岡場所が有りました。現在木場公園、永代通りを南へ行くと富岡八幡 深川不動 に冬木の弁天が奉られます。江戸時代、木材を貯留する木場だった場所で、海辺から近く水路を利用して材木を運ぶにも便利です。隅田川を渡り勝鬨橋を築地の西側へ行くと(有楽町方面)現在、歌舞伎座のある辺りが木挽町と呼ばれる材木を板に加工する場所です。
落語のねた「子別れ」
北上しますと新大橋のたもとは森下、此処は町奉行遠山金四郎、火盗改めの長谷川平蔵の屋敷跡で此処から一つ目通りを南下すると芭蕉庵、東側には近くに馬肉の「みのや」が有ります。その先を北上すると両国橋、橋のたもとに獣肉の「ももんじ屋」吉良邸跡、回向院が在り落語のねた「十徳」「両国八景」「たがや」の舞台です。橋の反対側が浅草橋、問屋街で船宿や料理屋が在り落語「舟徳」の舞台、その先に蔵前橋、その西側に幕府の御蔵米を扱う札差しの店が有ります。現在の大江戸線の蔵前駅辺り、玩具のバンダイのある辺り、幕府の御蔵米を管理する勘定奉行配下の屋敷や札差しの店が軒を連ねた場所です。
落語のねた「蔵前駕籠」「茶の湯」落語のねた「蔵前駕籠」
その先に厩橋、江戸時代に橋は無く、算段の松や渡しがあり、落語のねた「巌流島」の舞台です。
その先に吾妻橋は、西側に浅草寺の雷門が有りその辺りを宮戸川と呼び雷門から仲見世に掛かる風景は、駒形、橋を渡ると向島、現在アサヒビールの社屋の傍に菓子屋「芋きん」の本店が有ります。
此処の、隅田川を通称「宮戸川」と呼び、此処の川沿いの町名は、花川戸で革細工の問屋街、待乳山の聖天が祀られています。
落語のねた「粗忽長屋」「宮戸川」「文七元結」「心眼」「甲府い」「佃祭」の舞台です。
その先に言問橋は、西側に歌舞伎小屋(中村座)が有り、落語のねた「嘗める」東側に向島の料亭、此処は水戸家の下屋敷で小梅、梅の名所また近くに向島百花園が在り、此処は「乳房榎」の舞台です。現在桜橋の架かる墨田区側には長命寺の桜餅、言問団子の店が有ります。
その先にある鐘ヶ淵の白髭橋は明治通りで、落語のねた「白髭橋」の舞台その西側は今戸、招き猫、沖田総司終焉の地、今戸神社、落語ねた「今戸の狐」の舞台 その先は吉原、落語のねた「明烏」等の舞台です。
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