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2017年10月11日15:31

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ダレんだ？オランダ！私のオランダ旅＜２＞ﾋｰﾄﾎﾙﾝetc

8/13(日)　
前日来の発疹､一夜明けたら少し良くなったようで､
気付かれて心配させてもナンなので､
M代には打ち明けたら､
｢あの中華風ﾅﾝﾁｬﾗに使ったお酢だと思う！｣と即断！(笑)
結局､真相は不明だが､それでも､カルカーにはいやな“気”が…

この日は､午後アムス(＝アムステルダム)移動｡
午前中はラーレンの街歩きでもしようかと思っていたのを､
急遽、休養にあて、朝食後T先生ご自慢の
自作のお茶室を見せて頂いた。
　　　　　　道場のリビング

　　　　　　　お茶室(素人さんが造ったの)

　　　　　　　T先生

それから2時間ほどぐっすり昼寝｡
目が覚めたら、発疹はほとんど消えていた。

15：30　ラーレン発
T先生のヨガのお弟子さんが昼間道場にいらして､
帰途、アムス近くまで車で送って送って下さった。
この日アムス周辺で列車の線路工事があり、列車は運休｡
ということで運休区間は無料のバスが出る｡
そのバスの発着点まで送って下さると言う。
道すがら､観光ドライブのように色々説明もして下さり…
古い風車は今や完全に観光目的のものとなり
今や、風力発電を目的とした新しい風車が整然と並んで…

って…　風車は昔の方がイイなぁ～～
現代の風車は…　正にエヴァンゲリオンの「使徒」を思わせる｡

送って頂いたお礼に100円ショップで買っていった扇子、
北斎の波の絵を差し上げたら､
｢北斎！大好き！！｣と､申し訳ないほど喜んで下さった。
さすが世界の北斎である。

無料バス発着点から30分､バスにて､
19：00　アムスセンター駅着
駅前からトラム(路面電車)④→道場最寄の停車場Ceintuurbaan
そこから徒歩3分｡
一休みして、夕食は近所のイタメシ屋へ。

ラザニア小・ラビオリ小と大・トマトスープ｡
久々に美味しい物(T先生に言わせると体に悪い物　笑)をたっぷり！
T先生はラビオリ大を1人でペロリ！
ラザニアも3分の1召し上がり…
暴飲暴食は肉体の敵！と日頃力説されるわりには驚くほどの健啖家！
翌日、T先生
「やっぱり乳製品と塩分を摂ると肝臓が…」とぼやいていらしたが、
私とM代の一致した見解は「ただの食べ過ぎだよねぇ～～」

8/14(月)
3月のパリで活用して以来すっかり気に入った「トラベロコ」
現地に住む日本人と旅人を､
お互いの希望をすり合わせ契約を結ばせてくれるサイトである。
今回の旅でもこれをフル活用した。

サイトで出逢った「ロコさん(現地在住者)」に
この日は、オランダのヴェネチアと称される｢ヒートホルン｣に､
M代と2人、案内して頂く｡

07：30　道場にお迎えに来てくれて初対面のご挨拶｡
少～し日本語がオカシイ？　台湾とか中国の方？
HNだけで連絡取ってきたから､わからなかったのよね～
と思ったら、シッカリ、国籍日本の30代独身男子K君だった。
幼少時ご両親と移って以来のオランダ育ちだそうだ。
それじゃあしょうがないネ。
そのかわり、オランダ語と英語は完璧！
それならOK！

今だに､私達を前にすると先生意識の抜けないT先生、
世間知らずの60代の生徒(笑)2人だけで預けて大丈夫か？と
K君を品定めした結果､合格だったらしく、
帰ってきたら夕食を一緒に！ということになった

07：30　アムス発
車中、アッという間に打ち溶けて…　
さすが我々百戦錬磨のオバサンコンビである｡
主な話題は数日見てきたT先生関連｡
｢こっちが何を言っても、まず否定するんだよね～」
散々な､私たちの愛溢れる話から、
K君のなかに、しっかりT先生像が構築されたようである｡(笑)

09：30　ヒートホルン着｡
ガイドブックで見た限りでは、
水路に囲まれ､かわいい家々が立ち並ぶ…
という場所だったけれど、その周囲に広い湖沼が拡がる｡

こ～んなボートを1台借りて、
K君に漕いでもらい(漕がせ？笑)2時間コースを周遊｡

団体旅行なら地上だけ30分でササッと見て去る所だろう
12：00ランチは村の素敵なレストランで　　　　　　　　　
珍しいアジサイでしょ？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オランダ名物パンケーキ

しっかりメニューを読んでもらってベーコン・チーズを選び
くるくると巻いて食べる食べ方を教わり、本当に楽しかった。

13：00　ヒートホルン発
ここから帰途なのだが､
K君、本当にサービス精神旺盛な子で､大きく遠回りして
北海と人造湖「アイセル湖をへだてる「大堤防」を通ってくれた｡

大堤防建設の労働者の像　

そこからアイイセル湖畔の街､フォーレンダムにて、

私念願の「ハーリング」と「魚介のフリット」を魚屋の店先で頂き

（旨い！また何度でも食べたい～！）
アイセル湖の大きさにビックリし、
M代は念願の自販機のコロッケを体験し、

　
（やたら衣が堅い、もう食べなくてもイイや）
フォーレンダム出発。

ついでだからと観光風車のメッカ､ザーンセスカンスにも寄ってくれた。
せっかくなのでぐるりと一回り。
風車のあるいかにもオランダっ！！な風景を一望し

木靴に関する展示物を見て
　　　　　　　　　花嫁の木靴

　　　　　　　　　木靴の楽器

いよいよ帰途。

それでも途上
「すっごく面白いホテルがあるんです」と
わざわざ見易い通りを通ってくれた。
　　　　　　　　｢Inntel Hotels Amsterdam｣

オランダの特徴的な家をくっつけた態らしい｡

そしてアムス着　18：00
2時間で帰れるのをぐるっと遠回りして5時間｡
観光ドライブをしてくれ､
おまけにその後、T先生お薦めの自然食レストラン「Spirit」で

オバサン＆オバアサン3人と夕食まで付き合ってくれた。
「僕、夜は12：00までに帰れば大丈夫ですから」(この言葉後々色々…)
K君、初対面ながら､
食事しながら見えてくるT先生は､
車中の会話で構築されたT先生像とかなり合致したらしく､
幾度か笑いを噛み殺していた｡
そして、食事の後、なんと道場まで送ってくれると言い
T先生を助手席に乗せ…
道順について一言言ったら、即座に否定され！
その瞬間、車中のT先生以外の3人それぞれ、爆笑を噛み殺した。
苦しかった～～！

8/15(火)　AM
この日午後から､T先生とM代はハンガリーに出発。
私のアムス一人旅がスタート。　ワクワク！どきどき！

まず、朝一でM代と2人でコインランドリーに洗濯に出掛ける｡
T先生､M代､私､3人分のイッパイの洗濯物を洗濯機に放り込み、
仕上がるまで30分、朝の街を歩いてすぐそばのコーヒーショップへ。
洗濯が終わったら乾燥機に移すのだが、それは1人でできると、
私１人でコインランドリーに戻り､籠を借りて洗濯物を入れ､
乾燥機に…

と…　トントンと肩を叩かれた。

管理人のイスラム系のオヤジさんである。
「Who's？(ダレんだ？)　It’s yours？ (あんたんだろ？)」
と差し出したのは、見慣れぬパ○ツ…
「It‘s　not mine !(わたしんじゃないワ)」

あ！　
私のではなくても他の2人の誰かの！！
1枚、洗濯機に貼りついていたんだ！

オヤジ、ニヤッと笑って
「It‘s　not mine too！！(おれんでもないぜぇ～～)」

「OH！！　It‘s　mine ！！！　(きゃ～～っ！！　わたしんです～～！！！)」

顔から火が出る思いでパ○ツをもぎとり乾燥機に放り込んで起動。
逃げるようにコーヒショップに戻り、早速事の顛末をM代に報告し
2人でもうもう笑い転げた。

その後､
乾燥が終わった洗濯物を取りに行ったら、オヤジ、まだ笑ってた。

ところで私、欧州のおもちゃ屋が大好き！
何せ馬モノおもちゃが日本と比較にならないほど豊富なのだ｡
今回も事前に色々チェックしたら､
道場の至近に1軒素敵なお店があることがわかった｡
なので、ちょうど時間が取れたので、ちょっと1人で出掛けて行った。
お店は「BigEnBelg」　子供の衣類も置いている店。

ここで見つけてしまった！　かっわいいキツネになれるマント！
少々お高かったけれど日本じゃ絶対買えない。
ということで､他にもちょっと買って､マケてもらい、
かわいい猫のポストカードをおまけに付けてもらい､
あっさり購入｡
道場でM代に見せたらmihoさんらしいと笑われた。

これから留守になる道場に食物を残してはいけない。
ということで、この日は｢あるもの一掃ランチ」
野菜やパンやハム、チーズ、総ざらい。

空はこの日も曇天で､時折小雨がぱらつく。
1人で滞在するホテルへ大荷物を持っての移動中
降り出されてはたまらないので、
ちょっと上がった隙に出発することにした。
数日のことだけれど、T先生、M代としばしの別れ。
少々寂しく道場を後にした。

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