mixiユーザー(id:26726846)

2017年10月01日10:24

110 view

Ian Anderson「Homo Erraticus」(Tour Edition)(CD+DVD)

フォト

イアン・アンダーソンが2014年にリリースした目下最新作のツアー・エディション。

この2年前、2012年の「Thick As A Brick 2」の続編で、「Lyrics by Gerald Bostock」と書いてあるし、「ジェラルドの汚れなき世界3」とも言うべき作品だが、タイトルに「Thick As A Brick」と入っていないせいか、前作では「Jethro Tull's Ian Anderson」だった名義が今回は単に「Ian Anderson」となっているせいか、前作程話題にならなかった印象。

タイトルはラテン語で、「さすらう人」という意味らしい。

ラインナップは前作とほぼ同じ

Ian Anderson(vo,fl,ag)
John O'Hara(org,key,accordion)
Florian Opahle(eg)
David Goodier(ba)
Scott Hammond(dr)
Ryan O'Donnel(additional vo)

ホーン担当のPete Judgeがいなくなっただけだ。

「Chronicles」「Prophecies」「Revelations」の3つのパートに別れており、全15曲の52分だが、アンダーソン自身は全部で1曲と考えて欲しいらしく、ツアーでも全曲が演奏されていた模様。

内容は前作以上に往年のジェスロ・タルを思わせるもので、非常に充実している。

メンバーだけでライヴ演奏出来るアレンジになっているのにも注耳される。

このツアー・エディションに付いているDVDにはライヴ・ステージの背景となるスクリーン用の映像が完全に収録されており、従って全曲を映像付きで聴く事が出来る。

映像作品としてのクオリティは大したものではないが、有ると無いとでは大違い。

しかもCDよりこちらの方が音が良い。

更にアルバム収録ナンバー「Enter the Uninvited」のライヴ映像と、スクリーン映像について語るイアン・アンダーソンのトークも入っている。

改変されたジャケットはカッコ良くなっているし、今から入手する場合はこのツアー・エディションを選ぶべきだ。

ちなみに2CDs+2DVDs、ハードカヴァー本仕様の豪華限定版もあるが、お話にならない位高価だし、本編CD以外の内容もいまいち魅力薄なのでスルー。

フォト


2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する