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2017年09月17日19:24

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『江戸の琳派芸術』に行って来た。

今月は、丸1日キッチリ休める日が、3日しかない。。
きょうはそのうちの1日、貴重な丸1日休みの日だった。
なので、当初は千葉市美術館までプチ遠出して、鈴木春信展を見に行こうと思っていたのだが、生憎のこの雨である。。
千葉美は駅から遠い。強く降る雨の中を行くのは辛い。それに、房総半島方面の電車は風雨の影響を受けやすく、しょっちゅうダイヤ乱れを来している。近づいて来る台風の影響で列車の運行が。。そんなこんなを考えると、千葉まで出かけて行く気は萎えた。
じゃあ、代わりの美術館。これはもう、駅から直にアクセス出来る、近場の美術館が好ましい。
というわけで、前置きが長くなったが、下記展覧会にお邪魔してみたm(__)m

出光美術館「江戸の琳派芸術」
【展覧会HP】http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/
フォト
いわゆる「江戸琳派」の立役者・酒井抱一と、その1番弟子で、近年注目を集めることの多い鈴木其一、2人の作品を特集したコレクション展である。

出陳作品は約40点と、少な目。
それもそのはず、屏風絵などの大ぶりな作品が多く、展示スペースを取るために、あまり数多くは作品を陳列出来ない状況だった。しかしこれが、鑑賞には思いのほか時間を要した。
いや、展示が見にくいわけでもない。むしろ、断然見やすいのだが、、
何となれば、いつまで見てても飽きないので、そして、見てると何だか気分がよくなってくるような、品のいい絵が多いので、我を忘れて長時間見入ってしまうのである( *´艸`)

相変わらず、センス抜群の絵を描く抱一。これに対して其一の絵は、洒脱な上にエッジも効いている。
そして個人的には、参考出品的に3点出てた伝尾形光琳筆の屏風が全て「素晴らしい♪」と。頗る気に入った(紅白梅図屏風・流水図屏風・芙蓉図屏風)。
で、抱一では『紅白梅図屏風』と『青楓朱楓図屏風』、其一では『秋草図屏風』と『藤花図』がお気に入り♪
なお、本展はコレクション展なので、全ての作品が当館所蔵の作品なのだが、「出光の持ち分だけで、こんだけのハイ・クオリティ琳派展が出来るんだな( ゚Д゚)!」て、驚きを禁じ得なかった次第。
やっぱ出光美術館って、すごい!
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