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2017年08月20日19:23

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「海辺の生と死」

戦時下の奄美を舞台にした恋の物語で、原作は島尾敏雄の私小説「島の果て」などに、敏雄の妻である島尾ミホの小説「海辺の生と死」などの内容を織り交ぜたものです。

第二次世界大戦末期の奄美群島・加計呂麻島で、国民学校教師である女性トエと海軍特攻艇の隊長、朔(さく)は出会い、恋に落ちます。
海軍特攻艇の隊は、ベニヤの小舟で無謀な特攻作戦を遂行するために島にやってきたのでした。

奄美は比較的空襲が少なかったそうで、空の米軍機の姿と爆撃音があるくらいで、直接、戦争は描かれていませんが、奄美の美しい自然、島唄、そして戦争の愚かさが描かれます。

二人の愛は、死を覚悟する極限の愛なのに、イマイチ共感できなかったのは何故かしら。
トエの父たち島民は防空壕で自決しようとしていたのに、アレレ、終戦?
155分は長すぎなのに、カットしたからか、何だかよくわからない場面もありました。

満島ひかりは鹿児島市で生まれ、もうひとつの故郷を奄美大島に持つそうで、島唄も含め、魅力的でした。ちょっとモダンできれい過ぎだけど衣装もよかったです。
主な出演者以外以外は、子どもも含めすべての役を演技未経験の現地の人々が演じたそうです。子役に関
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