mixiユーザー(id:22841595)
2017年08月05日00:20
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jellyfish bomb
つい2，3日前にこんな記事がありました。
↓
http://
クラゲの仲間には危険なヤツが多いですから、皆さん気をつけましょう。
https:/
余談ですが、以前、マイミクここいちさんが明石の海を見てきたとつぶやかれていたので、「明石の海にはイルカンジはいませんでしたか？」と話をふったら、「イルカンジは“いない感じ”かと」と軽くかわされてしまいました
ところで、クラゲは英語でjellyfishといいますが、英語にはjellyfish bombという言葉があります。クラゲの持つ危険性と爆弾のそれとがどこかで結びついたのかもしれませんが、その意味するところは何かご存知ですか？
bombと付く以上、それは爆弾なのですが、日本人もそれを作っていたことがあるのです。
第二次世界大戦当時、日本は風船爆弾を大量に作り、約9300発をジェット気流にのせてアメリカに放ちましたが、jellyfish bombとは、その風船爆弾のことなのです（https:/
この風船爆弾の気球紙用の素材には、当初から埼玉県比企郡小川町で開発された小川和紙が使われました。�＋此覆海Δ勝］損罎寮渋い忙箸錣譴訖∧�）の繊維が長く強靭であったこと、�⊂�川町が東京に近かったこと、�０柄阿茲蠏骸�紙を漉いてきた歴史があることなどが、開発当初から気球紙用に利用された理由として挙げられています。
その後、生産量の増加命令に伴い、各地方でも風船爆弾用の気球紙が製造されることになりましたが、その際、小川和紙の手法が全国の和紙産地に伝えられました。ただ、当時、紙漉き作業に携わった人々には爆弾に使用されることは知らされてはいなかったということです。
放球された約9300発のうち、アメリカ本土に到達したのは1000発前後と推定され（但し、アメリカ側の記録では285発とされている）、1945年5月5日には、オレゴン州で、この風船爆弾の不発弾に触れたピクニック中の民間人6人（女性1人と子供5人）が爆死した例まで確認されています（放球は1945年3月が最終であるため、この5月の事故は冬の間に飛来したものが雪解けによって現れたのではないかと云われています）。
風船爆弾の狙いそのものは、人を殺傷することよりも、山火事を起こしたり、ペスト菌をまき散らしたのではないかとの心理的効果を挙げたりすることで、敵の士気を削ぐことにあったようですが、とにもかくにも、6人の犠牲者が出たわけです。
「たった6人くらいのことで何をガタガタうるさいことを言っているんだ。こちら（日本）は原子爆弾により、広島だけでも投下直後に9万人も人命が失われているのに」といった感情を持った人もいるかもしれません。
でも、被害者の遺族にとっては、自分たちにとってかけがえのない人の命が絶たれてしまったことには変わりありません。同じ爆弾で、同時に何人の命が失われようと、それは変わらないでしょう。
むしろ、人命が失われても、それを「たった6人」と軽く言ってしまえる意識が私たちの内にあるとすれば、非常に問題だと思います。人間一人一人の命を本当に大切に思う気持ちがあるなら、「たった6人」などと簡単には言えない、いや、言ってはならないはずです。
明日は広島の原爆記念日です。
亡くなられた人々一人一人を悼む日ですね。
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クラゲの仲間には危険なヤツが多いですから、皆さん気をつけましょう。
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余談ですが、以前、マイミクここいちさんが明石の海を見てきたとつぶやかれていたので、「明石の海にはイルカンジはいませんでしたか？」と話をふったら、「イルカンジは“いない感じ”かと」と軽くかわされてしまいました
ところで、クラゲは英語でjellyfishといいますが、英語にはjellyfish bombという言葉があります。クラゲの持つ危険性と爆弾のそれとがどこかで結びついたのかもしれませんが、その意味するところは何かご存知ですか？
bombと付く以上、それは爆弾なのですが、日本人もそれを作っていたことがあるのです。
第二次世界大戦当時、日本は風船爆弾を大量に作り、約9300発をジェット気流にのせてアメリカに放ちましたが、jellyfish bombとは、その風船爆弾のことなのです（https:/
この風船爆弾の気球紙用の素材には、当初から埼玉県比企郡小川町で開発された小川和紙が使われました。�＋此覆海Δ勝］損罎寮渋い忙箸錣譴訖∧�）の繊維が長く強靭であったこと、�⊂�川町が東京に近かったこと、�０柄阿茲蠏骸�紙を漉いてきた歴史があることなどが、開発当初から気球紙用に利用された理由として挙げられています。
その後、生産量の増加命令に伴い、各地方でも風船爆弾用の気球紙が製造されることになりましたが、その際、小川和紙の手法が全国の和紙産地に伝えられました。ただ、当時、紙漉き作業に携わった人々には爆弾に使用されることは知らされてはいなかったということです。
放球された約9300発のうち、アメリカ本土に到達したのは1000発前後と推定され（但し、アメリカ側の記録では285発とされている）、1945年5月5日には、オレゴン州で、この風船爆弾の不発弾に触れたピクニック中の民間人6人（女性1人と子供5人）が爆死した例まで確認されています（放球は1945年3月が最終であるため、この5月の事故は冬の間に飛来したものが雪解けによって現れたのではないかと云われています）。
風船爆弾の狙いそのものは、人を殺傷することよりも、山火事を起こしたり、ペスト菌をまき散らしたのではないかとの心理的効果を挙げたりすることで、敵の士気を削ぐことにあったようですが、とにもかくにも、6人の犠牲者が出たわけです。
「たった6人くらいのことで何をガタガタうるさいことを言っているんだ。こちら（日本）は原子爆弾により、広島だけでも投下直後に9万人も人命が失われているのに」といった感情を持った人もいるかもしれません。
でも、被害者の遺族にとっては、自分たちにとってかけがえのない人の命が絶たれてしまったことには変わりありません。同じ爆弾で、同時に何人の命が失われようと、それは変わらないでしょう。
むしろ、人命が失われても、それを「たった6人」と軽く言ってしまえる意識が私たちの内にあるとすれば、非常に問題だと思います。人間一人一人の命を本当に大切に思う気持ちがあるなら、「たった6人」などと簡単には言えない、いや、言ってはならないはずです。
明日は広島の原爆記念日です。
亡くなられた人々一人一人を悼む日ですね。
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