米国公演の予定をここに載せたけれども、
削除した方が良いとの助言を受け、削除。
出発を前に、大いにバタバタしてしまった。
もちろん原因はかの大統領。
入国審査や税関が大いに働き甲斐を得て活動しだしたので
まずはカナダの人形劇団が、
国境近くの子供たちが人形と触れ合うワークショップに
参加しようとしたところ
全くのボランティアだったにもかかわらず
労働目的とみなされ、追い返されてしまった。
それを知って慌てたのが、私たちを招へいした人たち。
今回はツーリストで来るようにとの指示で
いつもの海外公演と同じ荷物で行くつもりだったのだが、
それでは入国できないかもしれないとなって、
人形を掛ける木枠を作り直して、トランクに入るサイズにした。
ところが人形を持って入国しようとすると
カナダと同じ憂き目にあう。
だから先に送れ！
ちょっ、ちょっと待って！
９日に仕事を入れているけれど、
仮に１０日に送って間に合うの？
公演は１９日だから
アメリカ時間と言っても、１８日には届いてなければならないでしょ。
しかも費用はどうするの、
昔ブラジルに小さな荷物を送ったことがあって、
その時えらく高いものと思ったことがあった。
インターネットで調べると、
郵便局で送ると、最低３日で届くとある！！
しかも値段は思ったほど高くない！
よしっと荷物を作って、１０日に持っていくと、
うちで量って２０�坩米發房�めたのに、なんと３６０gオーバー。
しかも
「税関で引っかかると、１か月は着かないわよ」
「しかも荷物を投げるから、トランクは壊されるかもしれない」
と脅される始末。
かといって他に方法が無く、ままよと送ったのだ。
その後、関係者一同不安感を抱いたまま吉報を待った。
そして金曜日になってやっと、その知らせがやって来た。
後は人形が壊れていないことを祈るだけ。
入国審査や税関は、拍子抜けするほど簡単だった。
でも着いた後聞いた話では、
カナダのほかにニュージーランドとイタリアの劇団が入れなかったとか。
私たちはたまたまラッキーだったのか、それとも日本人だったから？
そんなこんだで、米国ツアーは始まった。
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