三軒茶屋生活工房での始末をかくエキシビション『
生活はふるさとのように上演されている』の第二幕が始まっているが、ホントにやるんだという驚きがある。
まず生活工房のギャラリーで岸井大輔さんが寝ている。
おおよそ、12時から18時まで寝ている。
その前後には、キッチンで調理して、観に来た人と食事している。但し、岸井さんの生活時間に合わせて、朝が夕食で夕方が朝食になっている。
私も、何か料理を作りに行きたい。
生活工房は意欲的な企画をやっていて面白いのだが、ここまでやるとはだ。
この企画の中のひとつに『生活長者展』があり、生活長者が集っている場所として、空間工場も参加していて、そのポスターを貼っている。
しかし、表だって参加するのではなく、ひっそりとである。正面ではなく、環七側の裏の壁にポスターを貼ってある。
これは、過去の私に向けての掲示であり、ひいては環七を通る人に向けてである。
かって、私は何度も環七を自転車で走っていたが、空間工場の存在に気付かなかった。通り過ぎた過去の私に、こんな場所があるのだと教えたいからだ。
ひいては、ただ通り過ぎている人にも生活長者がいるのを知らせているのだ。
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