「 「感情」から書く脚本術 」
カール・イグレシアス著。ハリウッドの下読みの人の目にとまるような、出だしから面白いと思わせる実用的な脚本の考え方書き方講座。例として出されてるプロの脚本紹介がわかりやすく豊富。ト書きでさりげなく人物の設定をしたり、比喩を入れたり。感情とは登場人物というより読む人に狙った感情を起こさせるテク。主人公は目的を持ち達成のために進み、内に外に障害があり軋轢あり葛藤し達成なり挫折なり和解なり結末を迎え、初めとは違うとこに辿り着く。それが物語であり、障害がドラマ。類義語辞典で的確な表現や言いかえを学べと。
「3年でプロになれる脚本術」
尾崎将也著。デジタルなストーリーにアナログな感情を載せてゆくのが脚本で感情の起伏や推移がドラマと。テーマはさして必要じゃない。話の前置きは切って本題から開始せよ。ト書きは事実羅列ではなく映像的に絵コンテを考えて。後半は著者のプロの仕事手順。狭き門。著者は地べた感覚というか実際的なことが気になるそうで。脚本家としての特徴で長所なのかなと。
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