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2017年02月15日12:34

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Nicolai Gedda「Live In Budapest 1984」

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ニコライ・ゲッダが亡くなったそうだ。

1925年7月の生まれと言うから享年91。

ウィキペディアによれば引退はしていなかった様だ。

莫大なレパートリーを誇り、そのレコーディングの殆どがその曲の決定盤という凄い歌手だった。

私は彼の明るく美しい歌声が大好きだった。

こちらは間もなく還暦という時期の公演を収録したCD。

1984年2月25日、フランツ・リスト・アカデミー公演をハンガリアン・ラジオが録音したものとされる。

ゲーテ絡みの歌曲やアリアが集められており、「Goethe songs」というタイトルも付いている。

その曲目は

1.Das Veilchen(Mozart)
2.Wanderers Nachtlied I(Schubert)
3.Rastlose LiebeI(Schubert)
4.Schafers KlageliedI(Schubert)
5.Erster VerlustI(Schubert)
6.Fruhling ubers Jahr(Wolf)
7.Anakreons Grab(Wolf)
8.Der Schafer(Wolf)
9.Wonne der Wehmut(Beethoven)
10.Mit einem gemalten Band(Beethoven)
11.Der Floh(Beethoven)
12.Song of the Flea(Mussorgsky)
13.Nur wer die Sehnsucht kennt(Tchaikovsky)
14.Ele ne croyait pas-Mignon(Thomas)
15.Adieu,Mignon-Mignon(Thomas)
16.Alors,c'est ici....O nature-Werther(Massenet)
17.Qui! Ce qu' elle m'ordonne-Werther(Massenet)
18.Dai campi,dai prati-Mefistofele(Boito)
19.Giunto sul passo estremo-Mefistofele(Boito)

先ず声に衰えの無い事に驚かされると同時に心を奪われる。

そしてその表現力の絶大さを思い知らされるセットリスト。

ゲッダの母国、スウェーデンのマイナーレーベル、Bluebellからのリリースだが、名盤というほかない。

本当に本当に素晴らしい歌声。

思考が停止してそのまま溶けそうになる。

ピアノ伴奏はEva Pataki。

54分。


合掌


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