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2017年02月10日05:05

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落語の徒然(鏡と季節)

木偏に春と書いて椿
夏と書いて榎、
冬と書いて柊
魚偏に春と書いて鰆
秋と書いて鰍 
春は、牡丹餅、夏、夜船、秋がお萩で 冬、北窓
 季節によって、呼び名、感じ方の違う自然、 心の持ち様で、観る物、聴く物、感じ方が変わりますが。
 鏡も,不思議なもので神道では、本尊、冥界では、浄玻璃の鏡といって真実を移す鏡が有ります。  江戸川乱歩の小説にも「米良博士」「鏡地獄」など摩訶不思議な世界を、醸し出しています。
 万華鏡は、昔は,折り紙を切ったり,駄菓子屋,で売っていましたが。  最近は,デパートに,オイルの筒を使用した高級なものが売ってました。
善もいや 悪もいやいや いやもいや 事事物物は 時のなりあい  「なりあい・成り行き任せ」<盤珪>
 本心、妄心という言葉があります。本心とは一つ所に止まらず、身体全体に伸び広がった心。妄心は、何かを想いつめて、一つ所に固まった心で、本心が一つ所に集まると、妄心と成ります。
 何かに、気が囚われると、周りが見えずらく成ります。竜安寺の蹲には、吾唯足知と知足石というものがあります。
 冬が終り、春、美味しいものが沢山出てきますが、食べ過ぎにご用心。

落語ネタ「増山鏡」「鏡屋女房」「蛇眼草」「蕎麦清」
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