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2017年01月16日18:52

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「幸せなひとりぼっち」

世界30か国でベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説の映画化で、スウェーデン国内歴代3位の大ヒット、5人に1人が見た映画です。
主人公は、文句の多い偏屈なジイさん、オーヴェ。
家に帰れば、亡き妻の思い出に浸り、悲しみに暮れる孤独な毎日でしたが、仕事もクビになり、首をつって死のうとします。
その時、外でやかましい音がして、それどころではなくなります。新しい隣人一家が引っ越してきたのです。
何かと問題を持ち込んでくる一家をののしり、うんざりするオーヴェでしたが、一家の妻であるイランからの移民女性は動じません。

絶対関わりになりたくない人にしか思えないオーヴェでしたが、次第に心を開き、変わっていくオーヴェ、彼の過去が少しずつ明らかになっていきます。
子ども時代、愛する妻との出会い、そして・・。
コメディでありながら、生と死、そして愛を描く人間ドラマで、心に響く映画でした。

主演のロルフ・ラッスゴードはスウェーデンのアカデミー賞と言われる正の主演男優賞、観客賞をダブル受賞、とてもよかったけれど、59歳っていう設定には無理があると感じました。
15歳は上のおじいさんと思いましたが、撮影時、59歳だそうでびっくり。「わざと実際の59歳よりも多少老けるようなメイクを施しました。と監督は言っています。

フワフワの猫ちゃん、可愛くて存在感がありました。
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