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2016年12月27日18:40

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2016年・わし賞「読書部門」「映像部門」発表!

今年も残すところ今日を入れてあと5日となりました。
そんな中、わしはといえば、昨日の夜勤が仕事納めで、今日から10連休に突入してますm(__)m
で、明日からは2泊3日の予定で四国遠征に出かけて来ます♪
今日はその旅の準備と、大掃除に充てました。
そして日記では、毎年恒例、「趣味面の今年を振り返る総決算!」わし賞の発表を行いたいと思います。
四国から帰った大晦日に「美術・文化財部門」を発表するとして、本日は「読書部門」と「映像部門」の発表です!

それでは早速、エントリ作品の紹介と参りましょうか。



※2016年1月1日〜本日12月27日までのあいだに読んだ本・観た映像作品が、エントリの対象作品となります。
※タイトル横の☆は、mixiレビューUP時の5段階評価の☆数です。



【読書部門】
1『夜明け前』島崎藤村 ☆☆☆☆
2『狛犬学事始』ねずてつや ☆☆☆☆
3『狛犬事典』上杉千郷 ☆☆☆
4『図説 仏像巡礼事典』久野健 ☆☆☆☆
5『日本全国獅子・狛犬ものがたり』上杉千郷 ☆☆☆
6『狛犬かがみ―A Complete Guide to Komainu』たくきよしみつ ☆☆☆☆
7『藤森照信×山口晃 探検! 東京国立博物館』藤森照信・山口晃 ☆☆☆☆
8『ふるさとの仏像をみる』内田和浩 ☆☆☆☆
9『日本史の謎は「地形」で解ける』竹村公太郎 ☆☆☆☆
10『ゴランノスポン』町田康 ☆☆☆
11『神社の解剖図鑑』米澤貴紀 ☆☆☆
12『風立ちぬ・美しい村』堀辰雄 ☆☆☆
13『暗夜行路』志賀直哉 ☆☆☆☆
14『日本奥地紀行』イザベラ・バード ☆☆☆
15『城の崎にて・小僧の神様』志賀直哉 ☆☆☆☆
16『友情』武者小路実篤 ☆☆☆☆
17『近江観音の道―湖南観音の道・湖北観音の道』淡海文化を育てる会・編 ☆☆☆
18『愛と死』武者小路実篤 ☆☆☆☆
19『星と祭』井上靖 ☆☆☆☆
20『さよならクリストファー・ロビン』高橋源一郎 ☆☆☆☆
21『銀河鉄道の彼方に』高橋源一郎 ☆☆☆☆
22『伊東忠太動物園』藤森照信 ☆☆☆
23『彗星の住人』島田雅彦 ☆☆☆☆
24『美しい魂』島田雅彦 ☆☆☆☆
25『エトロフの恋』島田雅彦 ☆☆☆☆
26『人物叢書 新稿版・道元』竹内道雄 ☆☆☆
27『正法眼蔵随聞記』水野弥穂子 ☆☆☆
28『古事記(池澤夏樹個人編集・日本文学全集1)』池澤夏樹訳 ☆☆☆
29『竹取物語・伊勢物語・堤中納言物語・土左日記・更級日記(池澤夏樹個人編集・日本文学全集3)』森見登美彦・川上弘美・中島京子・堀江敏幸・江國香織訳 ☆☆☆☆

【映像部門】
1『新TV見仏記15@いざ! 鎌倉編』 ☆☆☆☆
2『新TV見仏記16@鎌倉逍遥編』 ☆☆☆☆
3『トゥ・ザ・ワンダー』(2012年/米) ☆☆☆
4『サイド・エフェクト』(2013年/米) ☆☆☆☆
5『モネ・ゲーム』(2012年/米・英) ☆☆☆
6『未来を生きる君たちへ』(2010年/デンマーク・スウェーデン) ☆☆☆☆
7『海と大陸』(2011年/伊・仏) ☆☆☆
8『ローマでアモーレ』(2012年/米・スペイン・伊) ☆☆☆☆
9『シュガーマン 奇跡に愛された男』(2012年/スウェーデン・英) ☆☆☆☆
10『ぐるりのこと。』(2008年/日) ☆☆☆☆
11『ロバート・デ・ニーロ エグザイル』(2012年/米) ☆☆☆☆
12『俺たちの勲章』(1975年/日) ☆☆☆☆
13『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』(2004年/米) ☆☆☆
14『コッホ先生と僕らの革命』(2011年/独) ☆☆☆☆
15『世界にひとつのプレイブック』(2012年/米) ☆☆☆
16『クレアモントホテル』(2005年/英・米) ☆☆☆
17『ウィンターズ・ボーン』(2010年/米) ☆☆☆
18『ラビット・ホール』(2010年/米) ☆☆☆☆
19『沖縄 うりずんの雨』(2015年/日) ☆☆☆☆
20『超高速!参勤交代』(2014年/日) ☆☆☆
21『リアル鬼ごっこ』(2015年/日) ☆☆☆
22『ハッシュ!』(2001年/日) ☆☆☆☆
23『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年/スペイン・米) ☆☆☆☆
24『最強のふたり』(2011年/仏) ☆☆☆☆
25『消えたシモン・ヴェルネール』(2010年/仏) ☆☆☆
26『いまを生きる』(1989年/米) ☆☆☆☆
27『ハッシュパピー〜バスタブ島の少女』(2012年/米) ☆☆☆
28『ゴーストライター』(2010年/独・仏・英) ☆☆☆☆
29『私が、生きる肌』(2011年/スペイン) ☆☆☆
30『少年と自転車』(2011年/ベルギー・仏・伊) ☆☆☆☆
31『ラブ&ピース』(2015年/日) ☆☆☆
32『恋人たち』(2015年/日) ☆☆☆☆
33『永遠の僕たち』(2011年/米) ☆☆☆
34『ぼくを葬る』(2005年/仏) ☆☆☆

以上、読書部門29作品、映像部門34作品が、「2016年・わし賞」の候補作品となります!



受賞作品を発表する前に、簡単に総評をm(_ _)m

読書部門も映像部門も、昨年に引き続き「数」がこなせませんでした(´Д`;)
年々、読む本・見る映画の数が少なくなってきてます。。。
読書の場合、今年は後半に、分量の多い全集モノに手を出したり、宗教書のような難しめの本を読んだりしたので、思ったように捗らなかったというのもありますが、、、映画は目に見えて減ってますね。。。劇場に足を運ぶことも全くなくなってますし(;´Д`)
このままではいかんなあ、という思いを強くしてます。
まあ、それはともかくとして、2016年のわし賞、「読書部門」と「映像部門」の発表に移りたいと思います!



それではまず、「読書部門」から発表です!!
♪ドロロロロロロロロロロロロロ(←ドラム・ロール)、ジャン!!

『竹取物語・伊勢物語・堤中納言物語・土左日記・更級日記(池澤夏樹個人編集・日本文学全集3)』です!

古典文学の魅力を改めて知らしめてくれた功績もそうですが、第一線で活躍する現役作家たちが新訳を担当することで、名著にいろんな「味」「色」「癖」が付いて、それもまた面白かったです。これについては、批判的な意見もあるでしょうが(訳者が個性など出さず、ニュートラルに訳せばよい! というような)。
加えて、美術書賞にたくきよしみつの『狛犬かがみ―A Complete Guide to Komainu』を、オリジナル小説賞に井上靖の『星と祭』を、作家賞に志賀直哉の名を挙げておきます。
たくきさんの『狛犬かがみ』は、わしの狛犬に対する興味を大きく広げ、本格的に《狛犬ハンティング》をはじめてみる決定的なきっかけとなりました。井上靖の『星と祭』も、見仏という自分の趣味とマッチしてたからというのもあるかと思いますが、素晴らしい小説であったのは間違いない! と。また、作家賞の志賀直哉は、アタマに超のつく文壇の巨星ですが、これまでその作品を読んだことはありませんでした。ところが、いざ読んでみると、これが流石に面白い♪ これは、武者小路実篤や島崎藤村などにも共通することですが、「何十年もの時を超えて名が残ってる作家・作品」は、やっぱり伊達じゃないんだな! と。



つづいて、「映像部門」の発表です!!
♪ドロロロロロロロロロロロロロ(←ドラム・ロール)、ジャン!!

『ミッドナイト・イン・パリ』です!

これまた、「美術好き」という自分の趣味が反映された選出となってしまいましたが(;´∀`)、まあイイ映画でした。
そのほか、監督賞に橋口亮輔監督、ドキュメンタリ映画賞に『沖縄 うりずんの雨』を選んでおきます。
橋口監督の作品は、今年3本見ましたが、どれも真に迫る内容で、素晴らしい出来栄えでした。
『沖縄 うりずんの雨』は、ニュートラルな立ち位置から、沖縄問題という、重く大きなテーマに果敢に挑んでる姿勢、スタンスに、とても共感が持てました。



とまあ、今年はこんな感じの授賞結果となりました!
そして来年もまた、たくさんのステキな本、ステキな映画と出会えたらな! て思いますm(_ _)m
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