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2016年11月05日21:25

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25年経っても、色褪せない?

古いラジコンカーのレストア作業が、順調に進行。

元々が上程度だったので、破損部品とかはほとんど皆無。
ピロボールジョイントだけは現行品に交換しよう。
唯一、大問題だったのが前ダンパー。
いくらオイルを入れてエア抜きをしても、クチャクチャが止まらない。

定容量を司る「プラダー」が破れていた…
サイズが今時のとは違うし、こんなパーツが手元にあるハズもなく…
ついでに、シャフトシールの固定もユルくて心もとない。
再生は諦めて、今時の手持ちのヤツを仮装着。
もちろん減衰設定やスプリングレート選択はしています。

樹脂部品はシリコン入りガラスクリーナーと歯ブラシで
ゴシゴシすると新品当時の輝きが蘇ります。
金属部品やボルト&ナットは、真鍮ブラシで軽くコスってピッカピカ。

ギアボックスは当時のグリスを落とし、洗浄して再度グリスアップ。
ベアリングを点検して、再組立。 うん、スムーズ。 モーターは適当に。


そしてキッチリと組み、ボディをキレイにしたら… 見事に復活。
「タミヤ アスチュート」です。 (1991年製)

当時のタミヤが、超本格的なレース用2WDマシンとして生みだした最初のモデル。
FRPの板1枚シャシーに、搭載位置を選択できるバッテリーマウント。

なんと、サスペンション可動軸に全てオイルレスメタルが入っています。
その気になったら全部ボールベアリングに交換できるという、トンデモ仕様。(50個くらい)
可動がカッチリなのにアームがグニャっていて、イマイチ理由がワカラナイ。

シャシー先端に樹脂性の前ブロックを組み付け、そこに前サスとバンパーがくっつくので
クラッシュしたら確実に壊れそうなヤバい設計。
しかも植え込みナットを多用。 締めすぎたら割れるぞ、コレ。


やっぱり、カッコイイな。
この低く構えた超ワイド&タイトなスタイル、本当にオフロードのF1っぽい。

ちなみに、シャシー裏側の防塵用アンダーカウルはこうなってます…
転倒時にマーシャル(コケたマシンの復帰役)に発見してもらいやすい事と
「描いてみたい」という技術的探究心… だと思う。
キャラクターはこの大きさのカラー資料があったから選んだような。
(ゲーム「出たな!ツインビー」より)

さすがに今見たら、当時の塗装技術はヘッポコだった事がよくわかる…
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