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2016年10月19日18:30

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油圧クラッチ、点検

たまたま仕事が早く終わったので、ちょっと気になっている場所を点検します。
そういえば、最近は乗ってばっかりでメンテをサボってるような。

TL-Rの油圧クラッチ関係を診てみます。
前回、エンジン側のレリーズシリンダー内壁がギタギタに削れて
オイル漏れ寸前だったところを発見して、丸ごと交換。
原因はカップピストンの潤滑不良と断定して、新品はグリスを塗って組みました。

その辺の状況を確認するために、バラします。
アンダー&左サイドカウルを外し、レリーズを外し、ついでにスプロケカバーも外す。


右側にあるクラッチ本体を押すプッシュロッドは、スプロケのすぐそばを通っているので
汚れがつきまくります。
アルミのパイプスペーサーを取り、清掃。 プッシュロッドを抜く前に、近辺の掃除。

チェーングリスが飛び散りまくり… と思うと、そうでもない。 意外にキレイ。
ホン○゙のドライチェーンオイルは偉大だ。
キレイにしたら、プッシュロッドを抜いて清掃。
そしてグリスを塗りたくって、パイプスペーサーを組む。
間をグリスで満たせば、他の汚れが入りくいという作戦です。


続けて、レリーズピストンを外します。
その前に、前回の新品交換で追加されたダストシールをめくる。
うん、イイ仕事してるな。 このシール。 前回塗ったグリスがちゃんと残っている。
ピストンを抜き、内部チェック。 キズや摩耗は特になし。
また清掃&グリスアップして、元通りに組みます。


この時点で、油圧クラッチ関係の作動油はカラ。
ついでにマスターシリンダー側も診ておきます。
ここまでやったら、ついで作業のようなもの。

ラジアルマスターのメリットを、最大限に発揮。
ピストンが前を向いているので、レバーを外すとピストンが真正面を向きます。
本体を脱着しなくてもマスターカップが脱着できて、内部の目視点検が出来ます。
レリーズと同様に、内部清掃&給油。
さらにプッシュロッドやレバー関節も清掃&給油。

最後にエア抜き。
うん、レバーの動きが実に軽快だ。
「気持ちいいバイク」というのは、こういう小さな事の積み重ね。
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