御陣乗太鼓に魅せられて

〜金沢七尾　浪漫の旅〜

そうだ金沢七尾の旅に出ようと想ったのは

タモリさんの番組を見て行きたくなったとか
輝に早く乗ってみたいとか　それなりに理由は
他にもまだあるけど　やっぱり学生時代から
憧れていた御陣乗太鼓を眼で観て　音を肌で
感じたいという願望が一番だった

その夢が叶って　今週はやや放心状態

とくに男女の幽霊面の表情と服装と演舞が好きで
古の能登の小さな村で　武士に果敢に挑む村人
といった背景もいい

太鼓の音は　武士に奇襲をかけて驚かすぐらいの迫力
少人数でいかに大勢いるかと想わせる工夫は素晴らしい

一つの太鼓に
幽霊面が１６ビートでずっと打ち続け
爺面が４ビートであいま合間に入り
夜叉面が８ビートで不規則に打って入る

派手　勇壮　迫力　どの言葉も当てはまらない
体の芯まで沁みてくるものがあった

それは　感情