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2016年09月06日01:30

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ならば、聖職者が教職になればよい

何を今更という感じ。
もちろん、僕は「教職は聖職であるべき」の主張は緩めないが
一方で、「教職は聖職たり得ない」と指摘もしたい。

話題となっている部活動の顧問問題もそうだが
単独の教師で顧問を務めあげるのは無理がある。
週に6日、酷いところでは7日間ぶっ続けで部活動をしているわけであるから
顧問が居ない日を作らないと休日は彼らに存在しないことになる。
つまり、複数名で手分けして部活動の顧問業務をしないと務まらないのは明白だ。
簡単な話である
「複数名で手分けして顧問をされば良いのだ」

次に、聖職者が自己犠牲を求められるというのは
大きな自意識過剰である。
世の中のサラリーマンの大半はそういう力学で動いている。
会社の中から一歩も外に出なくても仕事が完了してしまうような
大名的な「折衝ごと」を必要としないタイプの業務に就いている人が
多く自意識過剰になっていると思うが
こんなに毎日駆け引きに塗れている筈の教師たちが
どうしてそんなに自意識過剰に陥るというのだろうか

これは僕がいつも指摘している
大学を出てから一般企業などの勤務を経てから
教壇に立つなどした「社会経験のある」教師が少ないからである。
最近はそういう人が増えてきたというが、ごく一部であろう。
つまり、彼らは
小学校から学校に通い続け、大学を出たらまた学校に勤めるわけである。
もちろん専門的な業務のスキルは身につくだろうが
世間の大人が何にウンウン言っているのか、
或いはどれだけ会社勤めの大人たちがぼんくら集団なのか、
現実のところを知らない。

学校という組織は、どう考えても
真面目でいることを求める空気が支配的である。
自由奔放で、大らかで大胆な人格は基本的に否定される。
何故なら、そうではない教え子たちの影を
一層色濃くさせてしまうからである。
中庸でバランスのとれた人間性を「装う」義務が生じていると言っていいだろう

だから、過酷な労働環境であり
またカバー業務の広さからか
慢性的に人不足に陥りやすい職種であることも事実であろう
それは大いに認めるところである。
僕も中学生の時に、仲の良かった先生に
「いつ休んでいるんですか?」
と尋ねたことがある。
「休めるときに休むしかない」
と曖昧な返事だったが、僕の質問の主旨はそこではない。
「こんな生活を何歳まで続ける気なのか?」
という、もっと深い質問をしたつもりだった。

だが
そういう職業なのだから、目指して就く職業である上では
覚悟の上でなったのであろう?
気に入らなければ辞めて別の仕事を探すしかない。
余りの過酷さに「なり手」が不足すれば確実に給料は上がるだろう。
民間企業の場合はそういう力学で給料が決まる。

つまり、競合する就職先の給料の方が高ければ
人材はそっちに流れていくという事である。
僕に言わせれば
労働条件なりの人材が教職には集まって居るはずで
そのステータスは高いと考えているのである。
ゆえに「聖職」と言えるのだと。
つまり、彼らが禁欲的である必要はない。と思うのだ。

なので(彼ら全体の平均的な)能力が低いのであれば
それは教職が不人気だから、であろう

子供が好きでその仕事に就く、という理屈も
そういう意味では通らない話である。
この職業なりの労働条件で、
それなりのパフォーマンスを維持できる人材こそが務めるべきであって
「子供が好き」という人材が集められる場所ではないと思うのだ。
中には「そんなの酷い」と思う人もいるかもしれないが
個人の嗜好と「職業論」はまた別であることは
教職に就くほどの人間なら敢えて説明する必要もないであろう。

新卒が学級担任をすると問題がどこに出てくるのか、も
制度の見直しで対応は可能であろう
22歳と言えば世界基準でいえば立派な一人前だ。
何でも一人で務めあげても何ら不思議はない。
もっとも大学出て翌年にそれが務まるのか?と考えたら
大半の人間は駄目だろうな、と思うが
教師を目指す「エリート」の皆さんなら、
きっと在学中から色んな社会経験も積まれていて
学級担任くらいなら務まるんじゃないだろうか
だからこそ「聖職者」が教師になるべきであって

教職者が聖職者、ではないんだぞ、と
トータルでは僕はそう主張したい。
目の前に突き付けられたそういった問題も
彼らは優秀であるだろうから
日教組など強力な労働組合もあることだし
自力で改善できるんじゃないか

陰でブログやSNSでチマチマと大学生みたいなことやってんじゃねぇよ!
と僕なんかは思うけどね。
やっぱり40過ぎるまではどこの会社でも厳しいし(笑)
過ぎたって厳しいのよ。。。


■「教師は聖職じゃない。なぜ激務が放置されるの?」 匿名ダイアリーに共感集まる
(キャリコネ - 09月05日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4178069
部活動顧問による長時間労働など、教員の労働環境が問題になる中、9月4日、はてな匿名ダイアリーに投稿された「教師は聖職じゃない」という記事がネットで話題となっている。教師はときに聖職者と言われ、自己犠牲を求められる風潮があるが、これに筆者は憤っている。

「子供がすきだったのにこれじゃ、子供を好きなままでいられないよ」

筆者はテレビ番組で、仕事内容のわりに給料が少ないと不満を漏らす元教師に対し、「先生なんだから給料うんぬん言うな!」「子供への愛情があればむしろ無給でもいいくらいだ」と言う人を見て驚いたという。

教職を目指す人の多くは子どもが好きで、教育に情熱を持っているとしつつも、それは自分の子供に向けられる無償の愛ではなく、日本の未来を支える子どもたちへの教育的愛情に過ぎないと指摘。「先生だから子供へ無償の愛を注ぐことができるかというと別の話だ」と疑問を投げかけた。

さらに、教員は言うことを聞かない生徒だけでなく、ことあるごとに口を出してくる親に対応しなければならない。しかし世間からは「先生だから仕方ない」「子供への愛情があればできる」といった言葉が浴びせられる。こうした状況を筆者は、

「どうして先生だけ、先生だからって激務が放置されるの。そんなのひどい。子供が好きだったのにこれじゃ、子供を好きなままでいられないよ」
と批判している。

深刻なブラック部活問題、100日間連続勤務した教師も

教員の仕事の中でも、部活動顧問による負荷は深刻だ。教師は強制的にどこかの部活の顧問をやらされることが多いが、放課後に生徒の部活動を指導した後に、授業研究や教材作りなどをしなければいけないため、帰宅が深夜0時を回ることもある。土日も部活のため休めず、100日間連続で勤務をしたり、休みは年に7回しかない教師もいる。

事態はかなり深刻で、2011年に大阪・堺市の市立中学校で、バレー部顧問をしていた当時26歳の男性教師が死亡。その後、過労死認定された。

文部科学省は、休日に部活動を指導した際に支給する部活動手当を来年度から2割増額する方針を決めたが、現職の教師からは「根本的な解決にならない」と反発の声が出ている。今回の匿名ダイアリーの記事対しても、はてなブックマークでは、

「いや、マジで大変だと思う。とりあえず部活顧問は廃止」
「公務員は法律を守るべきだと思う。週40時間。決められた仕事以外、つまり部活はやめるべき」
といった声が挙がっていた。

新卒の6割が学級担任「22歳の新卒に一人前の仕事を任せる企業があるか?」

若い教師への負荷も問題だ。朝日新聞の7月31日付けの記事によると、全国の公立小中学校で退職する教員数が2年後にピークを迎えることを受け、経験が浅い教師が増えているという。中学校では、1年目で学級担任をする教師が6割を超えていると報じている。

これには匿名ダイアリーの筆者も、「22歳の新卒に一人前の仕事を任せる企業があるだろうか?」と批判している。ブックマークでも、「もうクラス制度やめたらどうかと思う。全部大学みたいに生徒が授業のクラスに行くじゃダメなのかな」という声も出ていた。

「聖職」と勝手に呼んでおいて、過度に責任を負わせて追い込むのは問題だ。教育の質を低下させないためにも、待遇改善が必要だろう。
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