今公演、計2回の予定が4回も、「また逢いに」劇場に行ってしまった。
( by キャラメルボックス featuring D-BOYS)@サンシャイン劇場
>6/11(土)12:00〜14;10 BLACKキャスト2回目
<
岡田達也2500ステージ出演記念>
2500ステージ… 気が遠くなりそうな数である。
それでも岡田さんは淡々と?照れながら?言う。
「通過点ですから…」
本当にそう思っているんだろうな〜
そんなところが、岡田達也という人の魅力なんだろう。
ただ、この作品には特に思い入れがあるだろう。
1992年 初演 岡田さんは裏方で、船の帆をゆらしていたそうだ。
今公演の舞台。↑ この帆船の船首を模した舞台、基本はず〜っと同じ!
1995年 再演 「本郷」役で出演。
2000年 再々演 いよいよここから「竜馬」! 「岡本」は南塚くん(退団)
2010年 再々々演 「岡本」は左東くん
2016年 再々々々演 「岡本」は陳内将くん(D-BOYS)
ここが名場面!「安心せい。 峰打ちじゃ!」の名台詞。 決まった!
終演後のカーテンコール。
「ここまでこられたのは、
劇団の役者、スタッフ、そしてお客様。
丈夫に産んでくれた母…
ギャンブル好きの父、ま、この人は仕込んだだけですが…(笑)
そんな、みなさまのおかげです。」
と、ご挨拶。
そしてハケるも、観客の拍手は鳴りやまず、あらためて登場。
…と、 岡本役の陣内くんが「岡田さんを胴上げします!」
これ、本当に打合せ無かったらしい。
それでもみんなワラワラ集まり、
竜馬な岡田さんが、高く宙を舞う。
本当に嬉しそうだ!
この“場”に立ち合えて、本当に良かった!!
それから岡田さんは、
お客様をハイタッチでお見送り。
2500ステージの記念品としてこの回の観客全員がプレゼントされたのは、
岡田さん出演の全ステージの写真が載ったファイル。 買えば800円也!
想いを、掌に思いっきり込めて、
「おめでとうございます。」と声を掛けてハイタッチして頂いた。
> 17;00〜19:00 WHITEキャスト初観
岡田さん2501ステージ目の公演!
岡本:三津谷亮/竜馬:大内厚雄
土方:陳内将/伸介:岡田達也
伸介さんは、岡本が密かに恋するケイコ(本郷の妻)の妹の夫。
この夫婦、
キャラメルボックスの作品で何組かある有名なバカップルの1組。
大内くんの伸介は、オバカではあるが上品な感じの、
幼い頃は友人が無く、クマネエというクマの縫ぐるみを慕って育ったお坊ちゃま。
それに対し、岡田さんの伸介は、
5人の弟、全て母(父?)が違うという複雑〜な家庭の育ち…
で、シモネタ乱発…(笑)
↑ こんな出で立ち… ↑
少々、いや、かなりキモカワな伸介さん。
それにしても、
たった2組が入れ替わるだけでこんなに芝居って変わるものなのか?
頼りなげな、イッパイイッパイな三津谷くんの岡本、
もうちょっとナンとかならいかな?と私は思ったけれど、
観劇仲間には、
大体あの役はキャラメルの新人男子の登竜門で、
今までの岡本もあんなもんだった、と好感度は高かった。
陳内くんの土方は、かなりイイ!
大内くんの竜馬が、さっぱりあっさり、上品な竜馬なので、
いい勝負をしてくれる。
強い“色”を放つ岡田竜馬と勝負させられた三津谷くんの土方は、
どうも、最後まで力不足感がぬぐえなかったけれど…
>6/12(日)12:00〜14:15 BLACKキャスト3回目
<東京千秋楽>
これで岡田竜馬は見納めかと思うと…
ということで、やっぱり行ってしまった東京楽。
幸運にも、当日券に良席が出て、
ナマ竜馬を堪能!
この作品、
よ〜く考えると、それほどいいストーリーだとは思わないのだけれど、
特に、夫婦だからナンでも話して欲しいという妻、ケイコ。
なんと鬱陶しい女だ…(本郷の苛立ちがよくワカル。)
彼女の女々しさがどうも好きになれない。
それでも、一部の男性諸氏(特に!成井さん)は、
こういう女性を可愛いと思い、放っておけないらしい。
そして翻弄され、涙をこらえ「男は…!」と歯を喰いしばり、
ひとまわり大きく成長する男の子!
観る者はつい彼の応援団になって、芝居の中に身を置いてしまう。
そして魅せ場! 台詞と音楽が絶品!!
終演後、芝居の余韻にしばらく身をたゆたわせているのが心地良かった。
そして、楽日恒例の役者一言挨拶。
◆大内厚雄(伸介):
友達の居ないしんちゃんです。
でもクマネェがココに居るので(クマのリュックを背負う背を見せ)大丈夫!
◆大滝真実(カオリ):
観に来た親に「カオリみたいにぐんと年上の人と結婚するって言ったらどうする?」
親は「しんちゃんならイイ」と…
喜ぶ大内くん …と 観に来た時はWhiteキャスト。
伸介は岡田さんだったとワカリ… 大内くんガッカリ 皆、爆笑
◆実川貴美子(さなえ):
<失念 ごめん!>
◆前田綾(小久保):
10年前、私はうそつきの石倉を演ってました。
今回は小久保です。 時が経つのは…
◆渡邊安理(ケイコ):
カオリとの玉ねぎのエピソード、あれは妹との実話です。
◆原田樹里(石倉):
今回、たくさんウソをつきました〜。
◆三津屋亮(土方):
がんばりました! 神戸もがんばります。
◆前山剛久(時田):
神戸でもがんばります。 ゆとりですがなにか?!
◆山田悠介(本郷):
<失念 ごめん!>
◆小多田直樹(棟方):
今回、妻が浮気したと言う設定です。
浮気、流行ってるんでしょうか?
浮気はやめるベッキーだと思います。(笑)
◆陳内将(岡本):
今回、三津谷くんと岡本を演りました。
彼は最大最高のライバルです。
◆岡田達也(竜馬):
この作品、初演から全て関わってます。
こうなったらこれからも関わり続けます。
10年後は土方、20年後は棟方、30年後は時田かな〜?
(……いえいえ、いつまでも竜馬でお願いしたいものです。)
★ おまけ ★
石倉が密輸してきた、竜馬が描かれた北斎の浮世絵「品川」
左:オリジナル 右:竜馬付(フィクション!)
竜馬UP!!
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