最近、TL1000Rの前ブレーキの調子が悪い。
ブレーキを軽く当て、パッドを軽く当てる感じが「スルスル」ではなく「ゴリゴリ」。
本格的に制動をかけると「ゴーーーッ」と、何かをコスりつける嫌な感触。
そして、ブレーキを離していると「シャアァァァァ」と豪快に引きずる音がする。
キャリパーをオーバーホールして、しばらく経ってから症状が出たので
この辺を疑うが… 組み付けやスムーズさは全く問題ない。
だとしたら、同時に交換したブレーキパッドかな?
そう確信して、ディスク表面をよく見ると…
「 ガ リ ガ リ 」になっとる。
摩耗しきった感じではなく、砥石でコスりつけたレコード盤みたいな状況だ…
しかも、ディスク表側、裏側、左右とも。
燃料3回分ていどしか走ってないぞ、コレでも。
どう考えても、ブレーキパッドの攻撃性が強すぎてディスクを削ったとしか判断できない。
一応、このパッドはブレンボ純正なんだけどなあ。
ここで、ふと思い出す。
ブレンボ4パッドキャリパーがデビューした当時、こんな注意書きがあった。
「専用ディスクを使ってください」
つまり、この凶悪なメタルパッドの攻撃性に耐えられる、カタいブレーキディスクでないと
こういう結果を招く事を実践したワケだ。
しかし、標準でこんな凶悪なパッドをつけてくるか…!?
さあ、新しいパッドを用意しよう。
新しいディスクは… ちょっと悩もう。
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