世界最高峰のバレエ団として名高く、200年以上の歴史を持つロシア、サンクトペテルブルクにあるマリインスキー・バレエで20年以上もプリンシパルを務めるウリヤーナ・ロパートキナの素顔を追ったドキュメンタリー映画で、フランス映画です。
監督は「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエドキュメンタリーを数多く手がけるマレーネ・イヨネスコ。
世界屈指のバレエダンサーで、世界一の白鳥を踊るとたたえられるウリヤーナ・ロパートキナが母校ワガノワ・バレエ・アカデミーを訪問し、少女だった自分と向き
合うことで語られる自分自身のこと、彼女を取り巻く人々の証言娘とのプライベートショットやリハーサル風景、代表作「瀕死の白鳥」「愛の伝説」などの貴重な
舞台映像も交え、さまざまな角度からロパートキナの魅力に迫ります。
伝統的なバレエだけでなく新しいバレエにも果敢に挑戦するロパートキナ。
長い手足、完璧なスタイルのロパートキナが踊るバレエのシーンが素晴らしいのはもちろんですが、素顔のロパートキナも美しく、名声は忘れなければいけない、たとえ最高のレベルに達しても、次を目指し続けなければいけないとストイック。
話し方も知性的で優雅、とても素敵でした。
大好きな街、サンクトペテルブルクの景色もたくさん見られて嬉しかったです。
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