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2016年02月11日14:01

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牛皿一丁〜疑問編

昨年の12月はじめあたりだったか。
職場の近所の吉野家が閉店した。次は何が入るのか?と気にかけていたら、なんと、牛皿専門店として再オープンした。
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牛皿か。
吉野家とはかれこれ40年以上のつきあいだが、牛皿は一度も注文したことがない。他人の注文もあまり聞いたことがない。なんだか、直ぐ冷めてしまいそうなイメージがあるのだ。
食べ方としては、ご飯と一緒に掻っ込む牛丼より、セパレートの定食形式の牛皿の方が上品そうではあるが、吉野家で上品も下品もなかろう。「吉呑み」を愛好する先輩方には、恰好の酒のツマミになるらしいのだが。

案の定、開店を迎えても客足は今一つ。
やはり、牛皿のみとあっては、誰しもそそられない様だ。私もあまり気乗りがしなかったが、呼び込みの店員さんから¥80引きのクーポン券を渡され、熱心に誘われるので、ここは近所のよしみ。入店してみることにした。

牛皿三枚重定食。割引クーポンで¥500(通常価格¥580)。オシンコ¥50をつけた。
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牛皿を1枚でなく、わざわざ3枚に小分けしている。「人前で大盛りメシをくらうのは野暮」という江戸っ子の美学を再現したそうだ。

江戸っ子の美学ねえ。
どぜう屋でマルを何皿も注文して、キレイに平らげてしまうのは野暮。お腹一杯でもう食べられなくても、もう一皿注文して、わざと残すのが粋。
という、なんとも歪んだ美学。そんなモンを真似しても碌な事にならない。

食べてみた。
味は悪くない。美味い。が、やはり、冷めやすく食べづらい。1枚にまとめて欲しい。もっと言うと、牛丼にしてほしい。
私には、江戸っ子の粋は理解できなかった。

「もう、来ることはないな」と感じながら、勘定を払うと、別のクーポン券を貰った。
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なんでもこのクーポン券で、牛皿3枚中、1枚を上質肉に代えてくれるらしい。
吉野家で上も並もなかろう。外に出たら、クーポン券を直ぐ捨てようと思ったが、このクーポン券、1月中旬の期限まで何度も使えるらしい。ならば、しばらくは持っていようか?とカバンのポケットに詰め込んだ。
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