mixiユーザー(id:18627182)

2015年11月05日14:09

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『道元入門』を読んでみた。

道元入門
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=18627182&id=308079

<以下、レビューページより転載>

だいぶ以前から、「仏教思想のひとつの頂点」とされる道元禅師の大著『正法眼蔵』を読みたいと思ってて、しかし難解だという声も(当然のごとく?)多いし、何しろ道元畢生の大作であるから凄い分量だし、て、なかなか手が出ずにいたのだが、そうして怖気づいていても何も始まらん! とりあえずは、『正法眼蔵』に挑む「前段階の準備」として、松岡正剛なんかも薦めてた本書を手に取り、道元の思想のエッセンスを少し勉強してみよう! てことでm(_ _)m

1970年の初版から、「名解説書」として版を重ねてる御本である。
しかし、いまの自分にはまだちょっとむつかしすぎた、というのが正直なところ。
ものすごーく噛み砕いて解説してくださってるのはよくわかるのだが。。。(;´∀`)
いや、言ってることがわかるように思うところも間々ありはするのだ。が一方で、全然理解できん(-_-;) てとこもある。
何しろ先ず「言葉(単語)」が難しい。独自の造語のような言葉が頻出する。
いや、哲学などで、「これまでになかった独自の考え」を述べる場合、既存の言葉では「その考え」を正確に表すには不足で、そのため、新しく言葉を造らなくてはならない、意図を正確に十全に表出できない、というのはわかる気がする。が、それを受け取る方(読者)としては、やはり難しく感じてしまうのも無理からぬことかと。。。
うーん、これじゃあ『正法眼蔵』に直接チャレンジするのはまだ早いかなあ? というのが、読後の率直な感想である。


以下「 」内は、目次より。

「第一部・古仏道元の生涯

第二部・道元の言葉と思想
1.唯仏与仏(仏だけが仏法を悟る)
2.純一の仏法(釈尊に直結する禅)
3.只管打坐(ただ坐る)
4.本証妙修(悟りを汚さない修行)
5.現成公案(悟りの世界そのもの)」


第一部で、道元の生涯来歴を簡単に語ったあと、第二部で、その思想の中心となる考え方をそれぞれ詳しく解説している。

とりあえず、『正法眼蔵』に直接当たる前に、もう少し周辺のお勉強をして、レベルを上げてみようと思いますm(_ _)m
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