さて、中心部の総曲輪・西町地区の様子も覗いてみます。
往きは富山地方鉄道の路線バス(地鉄バス)で。
富山駅前11:25発、富山国際大学ゆき【43】に乗車。
車両は、富山230あ539(三菱ふそうエアロスター・QKG-MP37FK)でした。
地鉄バスといえば、方面別に色分けされたカラー方向幕が名物。
しかし時代の流れなのか、この車両にはLED式行先表示が採用されています。
ただ、乗車時に整理券を抜き取ると「チーン!」とチャイムが鳴るのは相変わらず。
窓にはブラインドカーテンが装備されています。
新潟交通のバスにはなく、新潟日報でも話題として取り上げられたのは記憶に新しいです。
乗客7人をのせたバスは総曲輪に到着。
総曲輪でも、のりば案内には方向幕の方面別ラインカラーが。
面白いのはバス停の電照式ポール。
こちらにも、方面別ラインカラーが表記されています。
新潟市中心部のバス停標板も、緑色ではなく方面別に色分けされるのを密かに期待していたのですが…。
バス停近くで建設中の再開発ビル。
来年6月オープン予定で、シネコンやホテルなどの複合ビルになるのだとか。
総曲輪のアーケード街を歩いていたら、チンドン屋の一団を見かけました。
近くで行われていた行政書士会の無料相談会のPRみたいです。
全日本チンドンコンクールも行われる富山らしい風景だったりして?
西町バス停。
付近の再開発にあわせて整備されたようで、エムシードゥコー製のものでしょうか。
興味深いのは、各バス停に周辺のりば案内と市内バス路線図が掲出されていること。
目の前にあるバス停で、自分の行きたい場所に行けるバスが探しやすくなったかもしれません。
これも新潟市中心部のバス停には足らないところかも。
西町交差点の再開発ビル「TOYAMAキラリ」。
富山市立図書館本館、富山市ガラス美術館、銀行が入った複合ビルです。
今年8月にオープンしたばかり。
気がついた方も多いでしょうが、実は百貨店の大和富山店があった場所。
再開発による移転後、旧店舗のビルを取り壊して建て替えられました。
(画像は2010年8月撮影)
ビルは、アオーレ長岡も手掛けた隈健吾氏の設計。
見覚えある木のデザインも。
お昼は、近くの西町大喜へ。
http://www.nisicho-taiki.com/
中華そば小(750円)をいただきました。
やはりご飯も注文しておけばよかった…。
平日の昼間、人通りはそれほど多くはありません。
しかし、今も総曲輪・西町地区では再開発ビルの工事や構想が相次いでいます。
2年半ぶりに訪れ、街が変わりつつあるのを実感します。
次に訪れたときには、さらに街はその姿を変えていくことでしょう。
そんな総曲輪・西町を後にします。
中町電停からの地鉄市内電車はセントラム。
2年半前はデ7000形電車にヒットしたので、今回はそのままセントラムに乗ります。
ちょうど保育園の子供たちが大勢乗っており、車内は賑やか。
車内には液晶ビジョンが取り付けられ、天気予報や地元紙のニュースが流れます。
富山駅に戻りました。
在来線ホームの高架化が完了すれば、ライトレールと市内電車の相互乗り入れも。
こちらも、今後さらに変わりゆく姿を見せることでしょう。
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