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2015年10月20日17:36

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秋の街歩き(金沢市編・上)

富山市を後にし、あい鉄・IRいしかわ鉄道で次なる目的地・金沢市へ。

金沢駅では、スーツ姿の出張・用務客よりも観光客の姿が目立ちます。
さすがは観光都市。

金沢駅の東口に出ます。
目の前には、「主要観光地別バスのご案内」というディスプレイが。
各観光スポット別に先発・次発のバス時刻と行先・発車番線、さらに最寄りバス停が表示されます。
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また、金沢観光に利用しやすい北陸鉄道の「兼六園シャトル」「城下まち金沢周遊バス」、さらに「まちバス」(金沢商業活性化センター運営・西日本ジェイアールバス運行、土休日のみ運行)については別個に直近の発車時刻が表示されます。
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JR新潟駅にも、暫定開業したBRT「萬代橋ライン」と乗換路線の発車時刻を表示したディスプレイが登場しました。しかし、並行路線を含めた古町・市役所方面への発車時刻表示はありません。BRTが開業直後からの一連の混乱で信頼性を失い、古町・市役所までの並行路線利用者が一定数存在している現状を考えると、並行路線を含めた発車時刻表示は必要かもしれません。

東口には北陸鉄道・JRバスの案内所とは別に、金沢交通コンシェルジュのカウンターも。
バスやタクシーなど二次交通の案内を担い、外国人観光客にも対応すべく英語や韓国語などの地図やタブレット端末も配置しているのだとか。
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日本語と英語に対応した「路線バスの乗り方」。
新幹線延伸にあわせて作成されたものと思われます。
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クルマ社会が定着し、地元民でもバスを使ったことのない人は多いはず。
その中には、「バスの乗り方がわからない」という人もいるでしょう。
こうしたポスターやリーフレットを作成することで、はじめてバスを使うときの心理的ハードルが下がってバス利用の促進につながるかもしれません。
自社のホームページ上で乗り方を案内する事業者は多いですが、紙媒体での案内はネット環境になじめない高齢の方には助かるでしょう。

こちらは「兼六園シャトル」「城下まち金沢周遊バス」のビジュアルバスロケーション表示。
対象路線全区間でのバス位置情報を案内しているのが特徴的です。
あと何分で到着するかの情報や、主要バス停までの所要時分情報も案内。
こうした情報こそ新潟市のBRTには必要なのですが…(もちろん一般路線も)。
ちなみに、地元企業のホクリクコムも開発に携わったとか。頑張れ新潟通信機!
http://www.hopnet.co.jp/software/vbs.htm
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以前から採用されている、地図上表示式の系統図。
掲出位置にあわせた方位になっていれば最高なのですが。
バス停の掲出スペースに制約があるのか、金沢駅でしか見かけなかったのも惜しいところ。
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さて、金沢市内では特に目的地を決めておりません。
当初は市街地のかけ流し温泉銭湯をめぐろうかと思ったのですが、どこも金曜定休。
ちょうど北陸鉄道のICカード「Ica」に残額が結構あるので、償却がてら行き当たりばったりのバス旅でもしてみますか。

で、まず選んだのが額住宅線【31】。
金沢駅14:37発、額住宅駅ゆきに乗ってみます。
19-872(石川200か641/日産ディーゼルスペースランナーA・PKG-AP35UP)が登場。

金沢駅から南へ約15分、犀川を渡って少し先の野町でバスを降りました。
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なお、野町までの利用状況はこんな感じ。
金沢駅 18
武蔵ヶ辻 -1 +10
南町 -1
香林坊 -8 +9
片町 -2 +1
広小路 +2(車内最大値28人)
野町 -4
やはり、新潟駅〜古町以西のバス路線と乗客の流れが似ていますよね。

付近をさまよい歩き、ようやく石川線電車の野町駅にたどり着きました。
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ターミナルの割には、1面1線のこじんまりとした駅です。
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ちょうど7700系電車(元・京王井の頭線3000系)が姿を現しました。
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待合室にて。
第2次金沢交通戦略の市民説明会を各地で開催中だそうで。
金沢港〜金沢駅〜中心市街地を結ぶ「新しい交通システム」導入が目玉のようです。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/22050/pubcomme/H27/02/2.html
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野町駅では、中心市街地に向かう路線バスとの接続が行われています。
かつての新潟交通電車線東関屋駅と同様に、駅舎内を歩いての乗換となります。
バスのりばには、運転士に電車の運行状況を告げるランプが。
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