mixiユーザー(id:18627182)
2015年10月16日22:33
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『プラド美術館展―スペイン宮廷 美への情熱』に行って来た。
夜勤明けの半休を利用して、けふもまたミュージアムへ。
三菱一号館美術館「プラド美術館展―スペイン宮廷 美への情熱」
【展覧会HP】http://
ボスやベラスケスなど、「是非その作品を拝してみたい！」て思う巨匠たちの作品が何点か招来されるっていうし、開催を知った当初から、かなり期待してた展覧会。
ただ、当館の展覧会の場合、「期待ハズレ」になることも正直間々あるので、今回も「ボスにしろベラスケスにしろ、どのレベルの作品が来るのかが問題だよなあ」てちょっと不安はあったし、あとは、混雑状況も心配だったんだけど、、、今回は、どちらも杞憂に終わりましたヾ(*´∀｀*)ﾉ
ボスもベラスケスもよかったし、そのほかの作品でも面白いものがたくさんあり、また、まだ会期序盤できょうは天候も不順だったためか？ 混雑もそれほどではなく、とても「いい感じ」で展示が楽しめました♪
以下、個人的に気に入ったモノなどについて、簡単に。
【展示構成】
歴代スペイン王家のコレクションを展示する、世界でも指折りの名品を有する美術館（と思う）。
その珠玉のコレクションを、時代順になるようなかたちで、次のようなチャプター分けをして展示してた。
「��.中世後期と初期ルネサンスにおける宗教と日常生活」
「��.マニエリスムの世紀：イタリアとスペイン」
「��.バロック：初期と最盛期」
「��.17世紀の主題：現実の生活と詩情」
「��.18世紀ヨーロッパの宮廷の雅」
「��.ゴヤ」
「��.19世紀：親密なまなざし、私的な領域」
【巨匠たちの作品】
☆いきなり最初の部屋に、本展のメイン（と思う）、ヒエロニムス・ボスの『愚者の石の除去』（1500〜10年頃／油彩・板／48.5×34.5cm）が！
真贋定かならぬモノも含めて、ボスの作品は世界に30点ほどしか現存してないとされている。超レア物である（ちな、フェリペ2世が熱烈なボスのファンだったそうで、そのレア度の高い作品のうち実に10点を、プラド美術館が所蔵してるそうだ）。
以下「 」内は、展示会場の解説キャプションより。
「当時のネーデルランドでは、頭の小石が成長すると愚か者になるため、それを取り除く外科手術が必要だと考えられていた。しかし、この絵に描かれている外科医が頭にかぶっているのは『愚行』を暗示する『漏斗』であり、切開された男の頭からは、石ではなく『青い花』が取り出されている。画面の上部と下部にある銘文には、『先生どうか石を早く取り除いておくんなさい』（上部）、『おいらの名はルペット・ダス（「騙されるお人好し」の意）』（下部）と書いてある」
風刺の効いた、何とも不思議な作品。ますますボスという作家に興味が湧いた♪
☆今回いちばんステキだったのはベラスケス♪ 展示されてた2点がいずれも素晴らしかった！
先ずは『フランシスコ・バチェーコ』（1619〜1622年／油彩・カンヴァス／40×36cm）。ベラスケスの師匠であり、岳父でもあった人物を描いた肖像画の傑作だ！
すんげえ写実的に、重厚に描かれた顔の部分と、意外にラフに、特徴を大づかみにしたみたく、軽やかなタッチで描かれた襟首の部分とのコントラストが、分けても秀逸♪
そして後半に展示してあった『ローマ、ヴィラ・メディチの庭園』（1629〜30年／油彩・カンヴァス／48.5×43cm）がまたも異彩を放ってた！
だいぶ前に『美の巨人たち』で取り上げてた作品で、番組では例のごとくアレコレ理屈をこねて絵の謎解きをしていたが（内容まではもう覚えてない）、そういう解析はとりあえず置いとくとして、この「行き止まりの一角」を切り取って描くというセンスが先ず面白い♪
風景画がほとんど描かれることのなかった時代、滞在先のメディチ家の別荘の庭園を描いた作品である。「世界で初めて、屋外の光の下で描かれた油絵の風景画」とも云われている。「世界初」が、これほど「奇異な感じの絵」ってのも、何かイイヽ(´▽｀)/
☆1章を割いて、7点の作品が紹介されていたゴヤも、なかなか見ごたえがあった♪
ゴヤにしては（？）オーソドックスな肖像画『レオカディア・ソリーリャ？』（1814〜16年／油彩・カンヴァス／82.5×58.2cm）は、この画家が「普通に描いても上手い人だったんだ」というのがよくわかる、よい肖像画だった。
『傷を負った石工』（1786〜87年／油彩・カンヴァス／268×110cm）のような大作から、『アルバ女公爵とラ・ベアタ』（1795年／油彩・カンヴァス／33×27.7cm）のような、小品ながら興味深い画題の作品まで取り揃えてあり、フムフム♪ て感じ(*´∀｀)
☆ブリューゲルの息子たち、、、ピーテル・ブリューゲル（2世）やヤン・ブリューゲル（1世）の作品にも何点か興味深いモノがあった。
長男のピーテル2世の方は、親父さんのあの有名な作品（ウィーン美術史美術館所蔵）の模倣作品（？）『バベルの塔の建設』（1595年頃／油彩・板／43.2×42.9cm）が来てた。模倣といえども、この絵の持つ「不思議な感じ」は十分に伝わってきた。
一方の次男坊・ヤンの方は、お兄ちゃんと違って結構オリジナル路線。特に静物画に力を発揮している。花瓶に生けられた色鮮やかな花々を描いた『花卉』（1600〜25年頃／油彩・板／41×33cm）なんて、オーソドックスに「上手い！」と感心しちゃう出来栄えの作品だった。
☆あと、有名な画家の作品でよかったのは、ティツィアーノの『十字架を担うキリスト』（1565年頃／油彩・カンヴァス／67×77cm）♪
タイトル通り、十字架を背負わされたキリストが、バスト・ショットで描かれている作品なのだが、このキリスト、こちらをガン見してるのだ。。。茨の冠で傷ついた額から、流れた血が目に入ってるのか？ 白目のところが赤っぽくなった目でガン見(；´∀｀) その真っ直ぐな眼差しに、思わず目を逸らしてしまいそうになる。。。そんな迫真性のある作品だった。
☆そのほか、エル・グレコは2作品来ていたが、これはどちらも小品だった。
また、ルーベンスは4点が陳列してあったが、そのうち3点はラフなタッチの（完成作じゃない？）作品。しかしラフ画でさえ「コテコテ」だった(；´∀｀)
【個人的感想】
◎序盤の展示は、ルネサンス以前の板絵がほとんどだった。
西洋画に対して日本画が、よく「奥行きがなく平板だ」と言われるが、この時代のモノ（ルネサンス以前・15世紀頃のモノ）は、西洋画もまだまだ平板だと思った。材が板だというのも、そう感じることに関係あるのだろうか？
しかし、板絵ってのはカンヴァスの作品と違って気象の変化に敏感で、特に空輸する際の気圧の変動で破損する（ヒビが入ったりする）リスクが大きいと聞いたことがある。こうして大量に借り出して来ての展示は結構貴重なことなんだろうとも思ったりした。
◎バロック期の静物画の「質感」がステキだった。
たとえば、ファン・バン・デル・アメン『スモモとサワーチェリーの載った皿』（1631年頃／油彩・カンヴァス／20×28cm）、パブリエル・メツー『死せる雄鶏』（1659〜60年／油彩・板／57×40cm）など。
◎質感という意味では、上記よりさらに興味深く思ったのが銅板に描かれた作品たちだ。これまであまりお目にかかったことのない画法なこともあり、特異な感じがして面白かった。
たとえば、ヤン・ファン・ケッセル（1世）『静物 花』（1633〜66年／油彩・銅板／32×42cm）や、ルイス・パレート・イ・アルカーサル『眠る若い女』（1770〜99年／油彩・銅板／19×15cm）。
特筆に値するほどに面白く感じたモノもあった。ヤン・ファン・ケッセル（1世）の『アジア』（1660年／油彩・銅板／各17.5×12.3cm）は11点の連作。それぞれの画面に、奇態な動物や魚や爬虫類などが描かれた博物画譜のような作品だった。そして、銅板に描くことで得られる効果なのか？ 明暗の表現がすごく綺麗に見えた、ヘンドリック・ファン・ステーンワイクの『聖ペテロの否認』（1600〜49年／油彩・銅板／42×50cm）と『大司祭の家の中庭のイエス』（1600〜49年／油彩・銅板／41×50cm）という、おそらく1対の作品もよかったです♪
◎しかし、何気に一番面白かったのは最後の19世紀の章だったヽ(*´∀｀)ノ
展示してあったのは、全然名前も聞いたことない作者の作品ばかりだったのだが、展示してあったほとんどの作品が「イイネ！」と思える作品で♪
中でも取り分け、ライムンド・デ ・マドラーソ・イ・ガレータ（『セビーリャ大聖堂のサン・ミゲルの中庭』（1868年／油彩・板／15.8×10cm）など）と、マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル（『日本式広間にいる画家の子供たち』（1874年／油彩・板／44×93cm）など）の作品がよかったなあ。このふたりは『フォルトゥーニ邸の庭』（1872〜77年頃／油彩・板／40×28cm）て作品で合作したりもしてる（この作品もよかった♪）。どんな人たちなのか？ あとで調べてみよう。
つうことで、本日も大満足の見学が出来ましたm(_ _)m
三菱一号館美術館「プラド美術館展―スペイン宮廷 美への情熱」
【展覧会HP】http://
ボスやベラスケスなど、「是非その作品を拝してみたい！」て思う巨匠たちの作品が何点か招来されるっていうし、開催を知った当初から、かなり期待してた展覧会。
ただ、当館の展覧会の場合、「期待ハズレ」になることも正直間々あるので、今回も「ボスにしろベラスケスにしろ、どのレベルの作品が来るのかが問題だよなあ」てちょっと不安はあったし、あとは、混雑状況も心配だったんだけど、、、今回は、どちらも杞憂に終わりましたヾ(*´∀｀*)ﾉ
ボスもベラスケスもよかったし、そのほかの作品でも面白いものがたくさんあり、また、まだ会期序盤できょうは天候も不順だったためか？ 混雑もそれほどではなく、とても「いい感じ」で展示が楽しめました♪
以下、個人的に気に入ったモノなどについて、簡単に。
【展示構成】
歴代スペイン王家のコレクションを展示する、世界でも指折りの名品を有する美術館（と思う）。
その珠玉のコレクションを、時代順になるようなかたちで、次のようなチャプター分けをして展示してた。
「��.中世後期と初期ルネサンスにおける宗教と日常生活」
「��.マニエリスムの世紀：イタリアとスペイン」
「��.バロック：初期と最盛期」
「��.17世紀の主題：現実の生活と詩情」
「��.18世紀ヨーロッパの宮廷の雅」
「��.ゴヤ」
「��.19世紀：親密なまなざし、私的な領域」
【巨匠たちの作品】
☆いきなり最初の部屋に、本展のメイン（と思う）、ヒエロニムス・ボスの『愚者の石の除去』（1500〜10年頃／油彩・板／48.5×34.5cm）が！
真贋定かならぬモノも含めて、ボスの作品は世界に30点ほどしか現存してないとされている。超レア物である（ちな、フェリペ2世が熱烈なボスのファンだったそうで、そのレア度の高い作品のうち実に10点を、プラド美術館が所蔵してるそうだ）。
以下「 」内は、展示会場の解説キャプションより。
「当時のネーデルランドでは、頭の小石が成長すると愚か者になるため、それを取り除く外科手術が必要だと考えられていた。しかし、この絵に描かれている外科医が頭にかぶっているのは『愚行』を暗示する『漏斗』であり、切開された男の頭からは、石ではなく『青い花』が取り出されている。画面の上部と下部にある銘文には、『先生どうか石を早く取り除いておくんなさい』（上部）、『おいらの名はルペット・ダス（「騙されるお人好し」の意）』（下部）と書いてある」
風刺の効いた、何とも不思議な作品。ますますボスという作家に興味が湧いた♪
☆今回いちばんステキだったのはベラスケス♪ 展示されてた2点がいずれも素晴らしかった！
先ずは『フランシスコ・バチェーコ』（1619〜1622年／油彩・カンヴァス／40×36cm）。ベラスケスの師匠であり、岳父でもあった人物を描いた肖像画の傑作だ！
すんげえ写実的に、重厚に描かれた顔の部分と、意外にラフに、特徴を大づかみにしたみたく、軽やかなタッチで描かれた襟首の部分とのコントラストが、分けても秀逸♪
そして後半に展示してあった『ローマ、ヴィラ・メディチの庭園』（1629〜30年／油彩・カンヴァス／48.5×43cm）がまたも異彩を放ってた！
だいぶ前に『美の巨人たち』で取り上げてた作品で、番組では例のごとくアレコレ理屈をこねて絵の謎解きをしていたが（内容まではもう覚えてない）、そういう解析はとりあえず置いとくとして、この「行き止まりの一角」を切り取って描くというセンスが先ず面白い♪
風景画がほとんど描かれることのなかった時代、滞在先のメディチ家の別荘の庭園を描いた作品である。「世界で初めて、屋外の光の下で描かれた油絵の風景画」とも云われている。「世界初」が、これほど「奇異な感じの絵」ってのも、何かイイヽ(´▽｀)/
☆1章を割いて、7点の作品が紹介されていたゴヤも、なかなか見ごたえがあった♪
ゴヤにしては（？）オーソドックスな肖像画『レオカディア・ソリーリャ？』（1814〜16年／油彩・カンヴァス／82.5×58.2cm）は、この画家が「普通に描いても上手い人だったんだ」というのがよくわかる、よい肖像画だった。
『傷を負った石工』（1786〜87年／油彩・カンヴァス／268×110cm）のような大作から、『アルバ女公爵とラ・ベアタ』（1795年／油彩・カンヴァス／33×27.7cm）のような、小品ながら興味深い画題の作品まで取り揃えてあり、フムフム♪ て感じ(*´∀｀)
☆ブリューゲルの息子たち、、、ピーテル・ブリューゲル（2世）やヤン・ブリューゲル（1世）の作品にも何点か興味深いモノがあった。
長男のピーテル2世の方は、親父さんのあの有名な作品（ウィーン美術史美術館所蔵）の模倣作品（？）『バベルの塔の建設』（1595年頃／油彩・板／43.2×42.9cm）が来てた。模倣といえども、この絵の持つ「不思議な感じ」は十分に伝わってきた。
一方の次男坊・ヤンの方は、お兄ちゃんと違って結構オリジナル路線。特に静物画に力を発揮している。花瓶に生けられた色鮮やかな花々を描いた『花卉』（1600〜25年頃／油彩・板／41×33cm）なんて、オーソドックスに「上手い！」と感心しちゃう出来栄えの作品だった。
☆あと、有名な画家の作品でよかったのは、ティツィアーノの『十字架を担うキリスト』（1565年頃／油彩・カンヴァス／67×77cm）♪
タイトル通り、十字架を背負わされたキリストが、バスト・ショットで描かれている作品なのだが、このキリスト、こちらをガン見してるのだ。。。茨の冠で傷ついた額から、流れた血が目に入ってるのか？ 白目のところが赤っぽくなった目でガン見(；´∀｀) その真っ直ぐな眼差しに、思わず目を逸らしてしまいそうになる。。。そんな迫真性のある作品だった。
☆そのほか、エル・グレコは2作品来ていたが、これはどちらも小品だった。
また、ルーベンスは4点が陳列してあったが、そのうち3点はラフなタッチの（完成作じゃない？）作品。しかしラフ画でさえ「コテコテ」だった(；´∀｀)
【個人的感想】
◎序盤の展示は、ルネサンス以前の板絵がほとんどだった。
西洋画に対して日本画が、よく「奥行きがなく平板だ」と言われるが、この時代のモノ（ルネサンス以前・15世紀頃のモノ）は、西洋画もまだまだ平板だと思った。材が板だというのも、そう感じることに関係あるのだろうか？
しかし、板絵ってのはカンヴァスの作品と違って気象の変化に敏感で、特に空輸する際の気圧の変動で破損する（ヒビが入ったりする）リスクが大きいと聞いたことがある。こうして大量に借り出して来ての展示は結構貴重なことなんだろうとも思ったりした。
◎バロック期の静物画の「質感」がステキだった。
たとえば、ファン・バン・デル・アメン『スモモとサワーチェリーの載った皿』（1631年頃／油彩・カンヴァス／20×28cm）、パブリエル・メツー『死せる雄鶏』（1659〜60年／油彩・板／57×40cm）など。
◎質感という意味では、上記よりさらに興味深く思ったのが銅板に描かれた作品たちだ。これまであまりお目にかかったことのない画法なこともあり、特異な感じがして面白かった。
たとえば、ヤン・ファン・ケッセル（1世）『静物 花』（1633〜66年／油彩・銅板／32×42cm）や、ルイス・パレート・イ・アルカーサル『眠る若い女』（1770〜99年／油彩・銅板／19×15cm）。
特筆に値するほどに面白く感じたモノもあった。ヤン・ファン・ケッセル（1世）の『アジア』（1660年／油彩・銅板／各17.5×12.3cm）は11点の連作。それぞれの画面に、奇態な動物や魚や爬虫類などが描かれた博物画譜のような作品だった。そして、銅板に描くことで得られる効果なのか？ 明暗の表現がすごく綺麗に見えた、ヘンドリック・ファン・ステーンワイクの『聖ペテロの否認』（1600〜49年／油彩・銅板／42×50cm）と『大司祭の家の中庭のイエス』（1600〜49年／油彩・銅板／41×50cm）という、おそらく1対の作品もよかったです♪
◎しかし、何気に一番面白かったのは最後の19世紀の章だったヽ(*´∀｀)ノ
展示してあったのは、全然名前も聞いたことない作者の作品ばかりだったのだが、展示してあったほとんどの作品が「イイネ！」と思える作品で♪
中でも取り分け、ライムンド・デ ・マドラーソ・イ・ガレータ（『セビーリャ大聖堂のサン・ミゲルの中庭』（1868年／油彩・板／15.8×10cm）など）と、マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル（『日本式広間にいる画家の子供たち』（1874年／油彩・板／44×93cm）など）の作品がよかったなあ。このふたりは『フォルトゥーニ邸の庭』（1872〜77年頃／油彩・板／40×28cm）て作品で合作したりもしてる（この作品もよかった♪）。どんな人たちなのか？ あとで調べてみよう。
つうことで、本日も大満足の見学が出来ましたm(_ _)m
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